40歳過ぎてから図書館司書の資格取得
40歳過ぎて通信制大学へ通い図書館司書の資格を取得した体験記

なぜその通信制大学を選んだのか

2011/10/12

通信制の大学にも、通学制と同じように様々な大学がありました。それは通学制の大学のほとんどを網羅しているといった感じで、あらゆる学部がありました。そこで再度、私は自分の目的を確認しました。

私の目的は、図書館司書の資格を取得することでした。そしてその資格取得のために大学に行くのです。しかしそれならどこの大学でもいいのかというと、そうではありませんでした。せっかく勉強をするのですから、自分の興味ある学部の勉強がしたかったのです。

本好きな私は、人文学科を選択しました。それからその次に、肝心なことを考えました。いくら通信制といっても、かなりの費用が必要になります。できるだけ少ない費用で済むように、私は2年制の短期大学を選択しました。

それからこれも費用に関わることですが、通信制といっても本校へ出向かなければならない場合が数多くあります。スクーリングや単位取得試験で本校へ行くたびに、交通費が必要になってきます。ということは、大学の所在地によって、交通費の額が増減します。ですから私は、できるだけ自宅近くの大学に的をしぼることにしました。

しかし短期大学で図書館司書資格取得を目指すとなると、どうしても保育を主とした大学が目立ちました。私が希望する、短期大学で人文学科、更に図書館司書資格を取得できるような大学は見当たりませんでした。

そこで私は、文化庁に電話をしてみました。自分の考えをすべて話して相談しました。担当の男性は、少し考えていました。そして「近畿大学短期大学部の図書館司書併修コース」を教えてくれました。

今の私の学歴を考えた場合「図書館司書の資格を取得するには、費用的にも、期間的にも一番良いと思います」とアドバイスをしてくれました。詳しく調べてみると、確かにその通りでした。同じようなコースでも、大学によってかなり費用面で差がありました。

近畿大学短期大学部の司書併修コースなら、最短3年で短期大学卒業と同時に図書館司書の資格取得が可能でした。必要経費もほかの通信制大学に比べて、とても安価でした。短期大学部には人文学科はなく商経科だけでしたが、私は迷わす資料を請求しました。

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ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。