整体師の学校体験記
「整体師の学校ではどのようなことを学ぶのか」「認定書を取得する試験について」など整体の学校に関する体験談を紹介します。

体の骨格についてどのようなことを学ぶのか?

2012/02/20

一口に整体といっても、その手法は様々です。日本古来の柔術などに伝わる手技療法をはじめとして、中国から伝来したとされるもの、また、大正時代に欧米などから取り入れたカイロプラクティック、さらには各種団体の独自の理論や思想に基づく整体療法などを含めると、その数はかなり多いものとなります。とくに最近では、整体とは言わずにカイロ、もしくはカイロプラクティックとの看板などが目立つようになってまいりました。それらも、つまる所は要するに整体なのです。しかし、施術の方法は山ほどある整体ですが、その療法として求めるところは、すべて骨と筋肉であることには違いありません。

つまり、脊椎や骨盤、肩甲骨などの骨格やその関節の歪みやズレを矯正すること、また、その骨格に付随するように張り巡らされている筋肉の調整などです。これらを主に手技と補助的に道具を用いて施術する医療類似行為の一種が整体であるということです。したがって、整体について学ぶには、まず最初に、人の体についての骨格と骨格筋が必須となるのです。どこにどんな骨があるのか、その骨の役割は何なのか、体の負荷がかかりやすい場所にある骨なのか、また、関節についての知識と痛みやすい関節の場所なども頭に入れておかねばなりません。

そもそも人の体の骨の数は、成人で200〜206個程度とされております。これは男女の別はありません。また、子どもと大人とでは数に違いがあります。年齢が若くなどほど骨の数は多くなり、赤ちゃんですと300以上にもなると言われております。それらが、大人になるに従って互いにくっ付きあって、206個程度になるというわけです。そして、それらの骨格の中でも整体として大事なのは脊椎であったり骨盤であったり、さらには膝や肩などの関節というわけです。これらの歪みやズレによって、肩のコリや腰痛を始めとする様々な障害が生じるのです。そして、整体の役割とは、それらを矯正することによって人の体から苦痛を取り除くということにあります。

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ライタープロフィール

ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ