- 個人事業の経理
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銀行から信用されるためには、まず貯金
2012/08/16
何かの事業を展開しようとするならば、まずは先立つものがどうしても必要です。つまり、お金がかかるのです。店舗を構えるにしても商品を仕入れるのにしても、パートやアルバイトを雇うにしても、まずはシッカリとお金を握っていなければ何も出来ません。あるパン屋をチェーン展開している方の奥様がこんなことを言っておられました。彼女曰く、「お金はキンと書くでしょう、キンは光るもの。だからお金は、光るような使い方をしてあげなければいけないのよ」とのことでした。
この明確な三段論法は、早い話が、お金をムダに使うな、無意味に使うなとのことで、私がまだ治療院を開業し始めたばかりのころの患者さんでしたので、彼女のそんな言葉が身に染みてハッキリと残っているのです。さて、私が整体の治療院を開業してから2・3ヵ月ほどすると、私の治療院が入っていた建物の3件ほど先の表通りの角に、ある地方銀行の支店が開業することになりました。そして、ご近所ということもあって、その銀行をよく利用するとともに、担当の方とも親しくお付き合いをするようにもなったのです。
その担当の方は、まだそれほど顧客というものがなかったのか、よく私の治療院に顔を出してくれ、私の方もまだまだ暇を持て余していたころでしたので、よく二人で話をしたものでした。もちろん、それまでにも銀行とのつき合いは、サラリーマン時代から給料の振込みなどでありました。しかし、銀行員さんとの直接のつき合いは彼がはじめてのことでした。私よりいくつか年下ではありましたが、その彼とのつき合いによって、私は銀行とのつき合い方、銀行からの借金の仕方などを学んだような気がしているのです。
私の場合、開業資金は、すべて手持ちのお金だけでやりました。しかし、何かの新規事業をはじめるとか、あるいは事業の運転資金などでも、銀行から借りる場合、まず大事なのが銀行からの信用というものなのだそうです。そして、その信用を得るためには、たとえ1円でもいいから毎月必ずその銀行に貯金をすることなのだそうです。毎月の貯金を繰り返すこと、それが銀行からの信用を得るためには一番の早道とのことで、それがあるのとないのとでは、いざ銀行からお金を借りようと思った場合、大きな違いとなるのだそうです。
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ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ