- 個人事業の経理
- 「白色申告と青色申告の違い」「青色申告決算書とは何?」「起業家なら、避けて通れない確定申告」など個人事業の経理を紹介します。
確定申告は自分で申請するもの
2012/08/12
治療院などを開業している方は、かつての私のように、たった一人でやっているか、もしくはご兄弟で、あるいはご夫婦でやっている方が非常に多いように思っております。もちろん、私の場合も含めて、そんな人たちは毎年1回、確定申告をすることになります。私たち国民には納税の義務があり、その税金には所得税をはじめとした、さまざまな税金があります。ちょっと買い物をしただけでも、消費税がしっかりと取られておりますから、その意味では、納税は日常的と言っても良いかもしれませんね。
ここで確定申告と言った場合、1月1日から12月31日までの所得に対して納める税金の額を計算して申告するもので、主に個人事業などを営む方は、必ずこの手続きをすることになります。ただし、サラリーマンの方でも、年末調整でも清算出来なかった分については、確定申告することにより、お金がさらに戻ってくることになります。もっとも、こういった人は年収が2千万円を超えるような人であって、ほとんどのサラリーマンは、結局、確定申告などとは無縁と言ってよいと思われます。
さて、個人で事業などをしている方の中にも、確定申告と青色申告とを別々のものだと思っておられる方もおられるようですが、それは大いなる誤解です。要は、確定申告のやり方の一つが青色申告ということであり、そうでなければ白色申告となるのです。そのため、整体師として治療院などを開業する際には、開業届とともに「所得税の青色申告承認申請書」という書類も一緒に提出するのです。こうした申請をしておくと、毎年の暮れごろになると税務署の方から、所得税の確定申告と、所得税の青色申告決算書との2つの書類が郵送されてくることになるのです。
しかし、このような手続きをしていない方であって、なおかつ確定申告が必要な方は、税務署から自動的に送られてくることはありませんので、自分で取りに行くか、返信用封筒などを利用し郵送してもらわなければなりません。また、最近では国税庁のサイトからでも作成出来ますので、必要な方はご利用になってはいかがでしょうか。
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ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ