株体験記: みんなはどうなの？株の成功談、失敗談、おすすめ本など、聞いてみたかった投資の話。

株取引で為になった本（中級者向け）

2010/05/02

株取引を始めて数年が経過している方。あるいは自己流で株取引をやっているが、なかなか成績のほうが着いてこない方。あるいは信用取引を始めてみようと考えている方。特に下げ相場でも勝ちたいと考えている方向けに書かれた書籍をご紹介します。

藤原式下げ相場でも勝てる株取引がわかる基礎の基礎講座
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この本は著者の藤原慶太氏が自身の体験を元に書かれた本です。文中は対話形式が採用されており、少々難しい知識を飽きることなく身につけ、読み進めることが出来ます。

下げ相場でも勝ちたい、その方法を知りたいという方は、まずはこの本に書かれている内容を頭に入れた後に、具体的な銘柄選び、及び相場の予想を行うといいと思います。下げ相場で勝つために必要な信用取引について、対話形式でわかりやすく解説されています。

この本では、以下の流れで株取引を紹介しています。

第１章：儲かる株式投資がわかる基礎の基礎講座
株式投資に対する基本的な考え方、個人投資家が儲からない理由、証券会社の営業部長との対談などが紹介されています。また、株式相場とはなにか、信用取引の基本について書かれています。

第２章：情報分析方法がわかる基礎の基礎講座
テクニカル分析について紹介されています。また、パソコンを用いた各種情報分析手法、チャートを読む上で必須となる数値について解説されています。

第３章：信用取引をするための基礎の基礎講座
売買の判断材料とタイミングについて、実践的な方法が具体的な銘柄を交えて紹介されています。実際の株価チャートを元に売買した経緯が説明されているので、大変参考になると思います。

私は、この本を読んで下げ相場における対策案を検討しました。信用取引には大きな損失を出した場合、追証と呼ばれる証拠金の上積みが必要となるケースがあります。特に初心者は証券会社側で信用取引を許可しない方針が取られているため、信用取引が出来るようになるためには数年の株式取引経験と一定以上の資産を保有する必要があります。最近では資産額が少なくても信用取引を許す証券会社も増えてきたので、現物取引のみで勝率が改善しない方はこの本で信用取引を勉強してみてはいかがでしょうか？

ライタープロフィール

ラビット／男性／年齢：20代／神奈川県在住、季節のデザートが好きな２０代男性です。よくスイーツ系男子って言われます。でも本当は草食系です。最近はヨガに関心があります。歪んだ骨盤を治したいのです。