株体験記
みんなはどうなの?株の成功談、失敗談、おすすめ本など、聞いてみたかった投資の話。

株失敗体験、再上場のワナ

2010/04/14

これは、安易な取引をして失敗をした一個人投資家の話です。

キャピタルゲインを目的に企業を調査して、対象の企業に投資をする投資家は多いと思いますが、時に何も考えずにとりあえず株を買ってみたという投資家もゼロではないと思います。

ただ純粋に株を持ちたい、値動きを楽しみたい、儲かればなおよし。みたいな。私も数年の投資経験がありますが、このような今でも取引はたまにやってしまいます。

最初に安易な取引をしてしまったのは、たしか2005年、ネット専業のマネックス証券と、同じくネット専業の日興ビーンズ証券の共同持ち株会社が設立されて、マネックス証券がマネックス・ビーンズ・ホールディングスとなって再上場された時です。

今でも本当に浅はかだと思うのですが、当時は再上場した銘柄は上がると思い込んでいました。記憶があいまいなのですが、E*トレード証券が再上場した時も上がっていたんです。なので、再上場初日で数株を購入、たしか合計で50万円くらいだったと記憶しています。

結果的にはその後急落して、30万円くらいになって損切りしたんですけれどもね。ええ、すぐに売ればよかったんですけど。また上がるかもしれないって思って待ってたんですよね。だいたい株で負けるときは、購入後、一度もプラスになることなく損切りしていることが多いですね。

思えば、E*トレード証券の再上場とマネックス証券の再上場は内容が全然違っていたので、再上場=上がるっていう考え方は何の根拠も無かったんだということが理解出来ます。当時は株式分割=上がるっていう雰囲気が充満していた時代だったので、XXX=上がるっていう方程式を探して投資をしていた記憶があります。市場の外にいる人間がそんな美味しい方程式を安々と見つけられるはずもなく、ましてや貧乏学生がなけなしの資金で投資する姿は今思えば非常に危なっかしい学生だったなと、今はとても反省しています。

この失敗経験を元に株式投資の勉強をしましたし、結果的に就職に対する考え方も変化をして、大学院を抜け出して就職したりするなど、人生の転機になった取引でもありましたね。

投資時期 2005年5月あたり
投資期間 1ヶ月
金額の経緯 50万円→30万円

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ライタープロフィール

ラビット/男性/年齢:20代/神奈川県在住、季節のデザートが好きな20代男性です。よくスイーツ系男子って言われます。でも本当は草食系です。最近はヨガに関心があります。歪んだ骨盤を治したいのです。