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株成功体験、株主優待を使いこなす投資家は勝ち組
2010/03/7
金融商品が増え、投資=株では無くなってきた感のある日本。
証券の世界でもFX業者との住み分けが曖昧になり、元FX業者とは一見分からない証券会社も増えてきました。ネット専業証券会社は手数料も安く、10万円以下の取引では手数料が無料の証券会社も出てきました。そんな時代に有効な株式投資ってなんなのでしょうか?私が編み出した手法は株主優待を意識した長期取引です。
株主優待とはご存知のとおり、権利落ち日に株を持っていた投資家にお米や商品券、自社商品の優待券などを配布するものです。【9861】(株)吉野家ホールディングスであれば300円のサービス券、【9202】全日本空輸(株)であれば航空運賃やホテルの宿泊料が50%オフになる優待券などです。私の場合、なるべく購入単価の安い銘柄でかつ、優待サービスの良い銘柄を狙います。市場はなるべく東証2部や大証2部など、取扱高の低い市場を狙います。これには理由があり、それをこれから書いていきます。
まず、最初の単価が安くて優待サービスの良い銘柄なんですけど、最近のネット証券会社では優待検索機能がついていて、四季報などに記載されている内容が手早く検索することが出来ます。これで10万円以下の銘柄を探します。次に、検索結果に出てきた銘柄の優待内容をチェックして、特に権利確定月別に仕分けをします。この時、優待商品別にも仕分け出来るとベストです。権利確定月別に仕分ける理由は、毎月優待が届く状況を作り出すためです。
例えば、毎月1kgから3kgのお米が届く状況を想像してみてください。
お母さん大喜びですよね、これが本当の親孝行ってものです。つまり、お米やお米券を優待としてる銘柄を抽出して、優待月が重複しないようにポートフォリオを形成するよう銘柄を選別していくわけです。そうして抽出した銘柄を保有する。これを「親孝行銘柄ポートフォリオ(お米)」と名づけたりします。
では、どうして東証2部や大証2部などの取扱高の低い銘柄を中心に狙うのか、の理由をいいますと、普遍的ではありませんが、2部の銘柄には上場してから10年以上経過している銘柄が多く、優待が設定された時代がバブルだったり、日経平均が1万3000円以上の時代に設定された銘柄が多いからです。通常企業は一度設定した優待を頻繁に変更したりはしません。なので当時の株価で設定された優待は、2010年現在の株価からその利回りを算出すると高い配当利回りになる可能性が高いからです。また取扱高が低いと大きな値動きがない銘柄が多いので、評価損が低く抑えられる可能性が高いからです。
私の場合、上に書いた通りお米を中心にポートフォリオを形成しています。これは優待の価値が算出しやすく、購入単価次第では10%を超える配当利回りが見込める銘柄が見つかるからです。あと、お母さんが喜んでくれますし。最後まで読んでくれた人はもうお分かりだと思いますが、我が家のお米は全て私の株主優待でまかなっています。2004年に始めて現在もつづいている株主優待取引、皆さんも是非やってみてください。
投資時期 2004年〜2010年
投資期間 6年以上
金額の経緯 20万円で毎月平均お米2kg+配当2.5%くらい
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ラビット/男性/年齢:20代/神奈川県在住、季節のデザートが好きな20代男性です。よくスイーツ系男子って言われます。でも本当は草食系です。最近はヨガに関心があります。歪んだ骨盤を治したいのです。