葬儀社の仕事体験記
葬儀社はどんな仕事をするの?けみさんの葬儀社体験記を紹介します。

最近の葬儀社は経営難

2014/10/08

一昔前まで、特にバブルのころは葬儀代にお金の糸目をつけない人もいたようです。葬儀はお金のかかるものという認識も強かったので、かなり高額な葬儀代を支払うことに躊躇する人もいなかったようです。しかし時代は流れてバブルも崩壊。バブル崩壊後からは葬儀の費用を削る人がどんどん増えていったようです。手広く事業を拡大していた葬儀社の中には経営破たんしてしまったところもあるようです。何とか叔父の葬儀社は生き残っていますが、昔と比べて経営は苦しくなっているようでした。

家族葬が増えた
以前なら奥の参列者が来ることを家族の人も望んでいたようですが、多くの参列者が来るとお燗もかかります。多くの人目にさらされるのですから祭壇にもお金を掛けます。しかし身内だけの家族葬にすれば祭壇にお金を掛ける必要もありません。20万円からの安いセットプランも用意されているほどですから。葬儀にお金を買える時代は終わり、少しでも無駄な経費を削ろうと考えている人が多いのです。葬儀社が儲かっていたのは昔の話ですね。

葬儀もせずに
都会の方では葬儀もせずに直接焼き場に故人を連れていく人もいるようです。したしい人には後日亡くなったことを伝えますが、密葬で行ったと言えば誰も怪しむことはありませんし、葬儀に参列したかったのにと言われることもありません。お金が本当にない人、お金をかけたくない人などが直接連れて行くようです。死んだ人に対してお金を掛けることがもったいないと考える人もいるようですね。家族間の中が良ければ多少お金はかかっても葬儀をしてあげたいと思うのではないかな。他の家族に迷惑をかけないように葬儀代は自分で用意しておくべきかもしれませんね。最近では生前に葬儀に予約をしていく人がいます。自分が死んでもいないのに自分の葬儀を予約することに抵抗があるかも知れませんが、自分で決めておけば納得がいく葬儀をしてもらえますよ。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。