葬儀社の仕事体験記
葬儀社はどんな仕事をするの?けみさんの葬儀社体験記を紹介します。

葬儀の現場で不思議体験

2014/10/03

最近の葬儀は葬儀社の持っているホールを利用して行うことがほとんど。そのホールで不思議な体験をした経験があります。ホールの1階にいたときのこと、2階には誰もいないのにパタパタという足音が聞こえたり、トイレのお水を流す音が聞こえてきたことがあります。しかも1回だけではなく何度か聞こえたことがありました。1回だけなら気のせいかと思うのですが、さすがに何回も続けて聞こえると怖くなりほかの社員に相談したところ思ってもいない返答が。私も聞いたことがあるよとの答え。かなり多くの社員の人たちがホールに誰かいると分かっているようでした。何もしないから大丈夫と言われましたが、今まで心霊体験など一度もなかった私には怖くて怖くて逃げだしたい気持ちでしたね。

ある社員の人の葬儀での体験談にびっくり
ある社員の人の葬儀での体験談がかなり驚くものでした。通夜、葬儀と一通り終わり最後に霊柩車に故人を乗せてみんなでお見送りをするときになって、霊柩車の横に人影があるなと気付いたそうです。良く見るとそれは何と故人本人。家族に対して深く一礼をしてすっと消えて行ったそうです。この社員の人は自分はたまに故人が見えるんだと自慢げに話してくれました。別の葬儀では葬儀の間中お坊さんの横に故人が座っていたとか。色々な不思議体験を聞かせてくれました。私は聞くだけ背筋が凍える思いでしたが、職業病の一つなのでしょうか。社員の人たちは不思議体験を聞いてもあまり驚いているそぶりもない様子。逆に自分の不思議な体験談を口々に語り出す始末。多くの人の不思議体験を聞かされた私はその日一人でお風呂が入れないほど怖かったですね。不意に後ろに誰か立っているのではないかと何度も振り返ることになってしまいました。こんなに気が弱いことに自分自身驚きましたね。霊は存在しないと思っていた私ですが、葬儀社での不思議体験を経験してからは信じることに。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。