フィリピンでモンキービジネス
資金ゼロから数万円で開業できるスモールビジネス、投資ビジネス、リゾートビジネス、などフィリピンのビジネスについて紹介します。

フィリピンで予算1万円ビジネス

2012/12/03

フィリピンで予算1万円のビジネスは日本人と結婚した奥さんや彼女に遣らせている場合が多く、ビジネスの基礎を修得させます。

フィリピンに長期滞在していると、時間を持て余して何か遣りたいという衝動に駆られるのです。しかし、日本人をはじめ外国人に労働する権利を認めていません。特に個人商店や小売の場合は厳重な審査と手続きが必要になります。日本にいた時の旦那さんや彼氏は、仕事をして収入を稼ぐ頼もしい男性ですがフィリピンに居ると、仕事をしないで遊んでいるだけの男性に見えてくるのです。奥さんや彼女は、やがて退屈しビジネスをしたがるようになります。しかし、ビジネス経験が無ければ、結果はハッキリとしています。予算1万円のビジネスは、儲けよりもビジネスの基礎を学ぶ授業料と考えましょう。

ここでお勧めするのは、サリサリという個人商店の雑貨屋です。自宅や借家の一部を改装し1坪ほどのスペースでできます。はじめに市役所へ赴き開業の手続きを行います。屋号を決めて申請書を提出すると、同じ屋号があるかを調べてくれます。屋号が決まると、次に業務形態を申請します。個人商店と食堂くらいしかないので簡単ですが食堂は保険所や消防、警察の許可が別途必要になります。

次に、事業主の申請と販売商品、価格などを記入します。最後に、弁護士の認証と許可証を発行してもらいます。市役所の書類を持って税務署に赴きます。書類を提出すると事業主の名前が入った公的領収書が発行されます。市役所と税務署の更新は1年ごとになります。奥さんや彼女の名義であれば、旦那さんや彼氏でも就労VISAを申請する事ができます。

サリサリストアーには規定があり商品を取り扱う窓の大きさ、セキュリティーの格子、営業許可書の貼り付けが決められています。私の自宅をサリサリにした時の改装費は、総予算で1500ペソ(3000円)申請代金は800ペソほどでした。仕入れは、大手ショップングモールのサリサリ専用コーナーで行います。売値が印刷された商品も多く、そのままサリサリで売って儲けが出るように印刷されています。

簿記はフィリピン人に難しいですから売り上げた時に記入させて、毎日の集計は旦那さんがすると威厳を保てるかもしれませんね。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。