選挙事務所のアルバイト体験記
選挙事務所はどんな仕事をするの?けみさんのアルバイト体験記を紹介します。

これから家庭教師のアルバイトをする人に覚えておいて欲しいこと

2011/11/13

私は家庭教師のアルバイト歴は約2年で、教えていたのは、基礎コースの生徒ばかりで、本格的に受験を目指す生徒を教えた経験はありません。私自身も、高い学力があるわけでもなければ、指導力に長けているわけでもないので、家庭教師としては、まだまだ半人前にすら達していないような未熟者です。したがって、これから家庭教師のアルバイトをする人に対して、何らかのアドバイスができるほどの器は、全く持っておりません。

ただ、1つだけ覚えておいて欲しいこととしては、「人に教えることと、自分で実際にやるのでは、全く違う」ということです。これだけは、自信を持って言えることです。

要するに、知識や学力だけが全てではないと言うことです。なので、「自分の学力では家庭教師なんかできない」と悲願する必要は全くないのです。

例えば、明治大学に通っている大学生が、早稲田大学を目指している生徒を指導することになったと仮定します。明治大学の学生さんには申し訳ありませんが、明治大学と早稲田大学では、明らかに早稲田大学の方がレベルは上です。しかし、だからと言って、明治大学の学生では、早稲田大学を目指す生徒を指導するのに、力量不足かと言えば、決してそんなことはありません。

もちろん、ある程度の知識は必要です。中学レベルの数学しか分からないのに、早稲田大学を目指す生徒に、数学を教えることはまず不可能です。しかし、必要な知識があるならば、あとはどのように指導をするかの方が、遥かに大切なのです。

イチローを指導していたバッティングコーチが、現役時代にイチローよりも上手かったかと言うと、決してそんなことはありません。
現役の東大生の全員が、東大出身の予備校講師に指導してもらっていたわけではありません。

何度も言うように、自分で実際にやるのと、教えることは全く別物なのです。ですから、自分の通っている大学よりも、ワンランク上の大学を目指す生徒を指導することになっても、全く気負う必要はなく、逆に自分の通っている大学よりも、遥かにランクが低い大学を目指す生徒を指導することになっても、決して手を抜いたりしないでください。

前の記事でも書きましたが、生徒の大学合格に必要なのは、家庭教師の学力や知識ではなく、生徒自身の努力が、何より必要なのです。
ですから、家庭教師としては、それをどれだけサポートしてあげられるかが、最も大切なことなのです。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。