旦那様はアメリカ人
食生活の大ギャップ、価値観の違い、言葉の壁など、アメリカ人の旦那様との面白い話を紹介します。

さすがアメリカ!職場のおかしいお菓子事情

2015/08/04

主人は日本で暮らしていた時、よく職場でからかわれていたそうなんです。何故かっていうと、「早弁をするから」なのです。

日本の職場では、殆どの場合に休憩時間や、お昼休みが設けてありますね。お昼の休憩の一時間にランチを済ませる人が大半かと思います。オフィスなどでの仕事の場合、コーヒーやお菓子などの用意があるかと思いますが、主人の仕事先にはそのようなものはありませんでしたので、お昼休憩前にいつもお腹が空いてしまったそうなんです。そこでついつい早弁をしてしまうと、周りから「こいつ早弁してる!」といつもからかわれていたようなんです。東京はどうかわかりませんが、田舎生活でしたので余計ですね。

アメリカでは、好きな時に好きなものを食べます。今の職場では休憩時間もありません。自分の好きな時に自由に飲食しています。仕事中でも、接客中でもクッキーをボリボリ。私もそんな人たちを沢山目にしました。現在の主人の仕事先では、毎日大量のクッキーやらケーキやらのお菓子が置いてあるそうです。日本のようにケーキも高くありませんし、ワンホールのケーキでも600円程で買えます。中でもチョコレートたっぷりのブラウニーと、ピーナッツバタークッキーは職場の定番らしく、いつも山盛りに用意されているそうです。極めつけは、何と言ってもピザです。ピザも日本の様に高くありませんし、スナック感覚で食べられています。

こうなってくると気になるのが、健康管理ですね。アメリカのクッキーは一枚で約180キロカロリー程あります。日本のものと比べると、一枚が大きいですし、砂糖も大量に使われておりますのでかなりの高カロリーです。日本のおにぎり一つ分のカロリーがありますね。それをボリボリと間食している訳ですから、太らないわけがありません。主人はアメリカに引っ越してから5キロも体重が増えてしまいました。

カリフォルニアは、質の良いオーガニックの健康食品も幅広く手に入りますが、どうしても安いものへと手を伸ばしてしまうと、ジャンクフードや、身体に良くない物を選んでしまいます。ヨーロッパでは、ポテトチップスなどのジャンクフードに税金を高くつけるなど、国民の健康管理に努めている国もあるそうです。素晴らしいですよね。肥満体国アメリカも、そういう対策が必要なのかもしれません。

私も健康管理には気を付けないといけませんね。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。