旦那様はアメリカ人
食生活の大ギャップ、価値観の違い、言葉の壁など、アメリカ人の旦那様との面白い話を紹介します。

甘え上手・甘えさせ上手

2015/05/12

私は一般的な女性よりも、恋愛経験が豊富といっても過言ではないかもしれません。今迄に色々なタイプの男性とお付き合いをさせていただきました。そんな中で女性がとても魅力的に感じる男性、いわゆる「モテ男」君とのお付き合いも多くさせて頂きましたが、そんなモテ男君たちに共通していたのが、「甘え上手・甘えさせ上手」なところでした。

世界でも愛情表現がとっても淡白だと言われている日本男児ですが、映画やインターネットから簡単に外国の文化に触れられる近頃では、外国人のディープな愛情表現やレディーファーストを見習う日本男児も増えてきましたね。

もちろん私の主人も「甘え上手・甘えさせ上手」で私を虜にしたのでした。男性にとって女性に甘えることは、とても難しいことかもしれませんね。ですが、女性はそのギャップに弱いものです。女性には産まれもった母性というものがありますから、日頃はバリバリ仕事をがんばっているのに、二人きりになると甘えてくる男性にはドキッとしてしまうものです。

私の主人は、体格はとてもガッチリしていてマッチョ体系です。私のボディーガードといっても過言ではないくらいで、日本で歩いていると周りの人が避けて歩くくらいなんです。そんな主人ですが、とても甘えん坊な一面があります。そんなギャップが、女性の私からするととても素敵なんですね。

そして、甘えるだけではなく、私にも甘えさせてくれるのが魅力的なところでしょうか。決して一方的ではなく、お互いのハートを大切にするのが、今までの交際では得られなかったことかもしれません。見栄は張らずに悩みは打ち明け、愛してるという愛情表現も沢山し合います。濃厚だけれど、どこかシンプルであり、夫婦のあるべき理想の姿というのを国際結婚で見つけることができました。喧嘩しあいぶつかり合うことに対しても、お互いが価値のある事だと認識しているのです。

そんな旦那と出会えて、私はとっても幸せなのでした。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。