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私が簿記2級に合格した方法…その2

2011/11/24

さて、私が簿記2級を勉強する上で用いた参考書と問題集ですが、簿記3級の時と同じ「サクッと受かる日商2級商業簿記・工業簿記」のテキストを利用しました。このテキストは本当に分かりやすく、勉強が非常にはかどるので、簿記2級でもこのテキストで勉強することにしたのです。

実際に簿記2級の参考書を読んでみると、「商業簿記」の分野に関しては、ほとんどが3級の内容に+αを加えたような内容ばかりで、全く新しく学習する内容は、3割にも満たなかったので、比較的学習しやすかったです。

一方で、「工業簿記」の分野に関しては、商業簿記とは性質がかなり違ったので、理解するのに少し苦労をしました。工業簿記は、どちらかと言うと、暗記よりも理解の要素が強いので、理系分野の人には、むしろ工業簿記の方が簡単に思えるかもしれません。ただ、簿記2級に関しても、全く理解不能な分野はなく、何となくでも理解することができたので、参考書での勉強にはそれほど時間を費やしませんでした。

しかし、いざ問題を解こうとしてみると、すでに学習した内容にも関わらず、問題が解けないということが非常に多かったので、とにかく実戦形式での勉強にかなりの時間を費やす必要があると思い、問題集を繰り返し解き、過去問も買って問題演習を重ねました。簿記2級はまさに、数学と同じような感覚で勉強をしました。いくら公式を覚えたところで、その公式を使いこなせなければ問題が解けないのと同じで、簿記2級でも必要な知識を使いこなせなければ、合格には辿り着けないのです。その後も、実戦形式の勉強を続け、試験の直前になったら、時間を計って本番と同じような感じで問題を解き、間違えた問題や、苦手な分野を集中的に学習しました。

そして、2回目の受験で見事簿記2級に合格することができました。大学3年の11月の試験で合格したので、簿記の勉強を始めてから、ちょうど1年半で合格したことになります(3級に合格してからはちょうど1年)。

簿記2級は、簿記3級よりは遥かに難しく、合格するまでに時間もかかりましたが、独学でも十分に合格することができる試験だと分かったので、もし簿記2級を独学で目指している人がいましたら、私でもできたことですから、皆さんなら必ずできるはずなので、合格目指して頑張ってください。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。