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簿記とはそもそも何なのか?

2011/11/16

簿記検定は、民間の資格検定の中でも非常に有名な試験で、簿記のことを全く知らない人でも、簿記検定というものが存在することは知っているかと思います。しかし、英語などと違い、簿記とはそもそも一体何なのか、よく分からない人も多いかと思います。なので、簿記検定の具体的な話をする前に、簿記の概要について、簡単に説明したいと思います。

簿記というのは、簡単に言えば、企業の経営状況を管理し、それを帳簿に記録するのが簿記なのです。もっと噛み砕いて言いますと、企業のお金の出入りを把握することなのです。 商品を1個売ることで得た利益や、商品を1個仕入れるのにかかった費用などを記録するのが、簿記の基本中の基本と言えるのです。

これだけを見ると、特に簿記の知識などなくても、お金の管理など誰でもできそうに思えますが、実際は簿記というのは非常に複雑で、素人には到底できないものなのです。

例えば、とある会社を設立して、商品を売るとします。まずは商品を売るための土地を購入し、会社を設立して、従業員を雇う。そして、商品を売るために必要な備品などを購入します。商品を売る準備が整い、いざ商品を仕入れるにも、仕入れにかかる費用や運搬費などを払い、ようやく商品を売って利益を得る。

これらの過程で動いたお金の流れを把握するのは非常に複雑で、例えば土地や会社を設立するための資本金を銀行から借りた場合は、その利子の計算であったり、返済額を利益と照らし合わせて計算するなど、これだけでも複雑な管理を必要とするので、簿記の知識がなければとてもできることではありません。

このように、会社を経営する上で欠かせないのが簿記の知識で、その簿記に関する知識や能力を測るための試験が、いわゆる簿記検定なのです。

今回は簿記の概要についての説明をしましたが、次回からは、簿記検定の具体的な中身に触れたり、自らの簿記検定合格の体験談などを、色々とお話していきたいと思います。

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ライタープロフィール

エイシンフラッシュさん/男性/年齢:20代/大阪府在住/旅行をするのが生きがいとも言える人生をおくっています。青春18きっぷを使って日本全国を旅しています。いずれは世界各地にも足を運ぶつもりです。趣味は野球観戦、競馬、パチスロ、資格の取得です。