介護の仕事体験記
介護の仕事ってどんなことをするの?良かったことや大変なことは?など介護の仕事体験記を紹介

これから介護の仕事をする人へのアドバイス

2011/12/16

介護の仕事といっても、様々な施設があることを、まず知っておかなければなりません。高齢者介護、障害者介護、そして障害者の中には、知的障害者や視覚障害者もあります。その中のどの仕事がしたいのか、それをまず決める必要があります。といっても言葉だけでは分からないと思いますので、体験することをお勧めします。

体験は、直接施設へ申し込んでも、可能だと思います。ボランティアでといえば、大抵の施設で受け入れてもらえると思います。しかしハローワークを介しての申し込みも、就職に繋がる良い方法です。

体験する場合には、何でも積極的に行なうことが大切です。その仕事の表面的な部分しか体験しないで就職してしまうと、すぐに離職につながってしまいます。

1日だけで体験できなかったことは、職員に訊ねて詳細を聞いておくことが大切です。仕事の内容だけでなく、仕事の形態や給料など、介護者として関係する詳細な情報を把握しておきましょう。

高齢者介護の仕事も、その施設や仕事形態によってかなり違います。自宅での訪問介護(在宅)、通所で行なうディサービス、入居しての介護など、仕事としては似ていますが、内容にはかなり差があります。

訪問の仕事は、各々の自宅で行いますので、車での移動が必要です。買い物、食事作り、入浴と、常に1対1の介護です。通所での介護は、施設で行ないます。30人程度の高齢者を、数人の介護者が、食事、入浴、ゲームなどをして介助します。

入居しての介護には、移動はありません。しかし特別養護老人ホームやグループホームなど、入居者の介護度の違いがありますので、それらをよく把握しておくことが大切です。

どんな仕事にもいえることですが、まず下調べを充分に行うことが肝心です。その上で体験をして、経験豊富な職員の話に真摯に耳を傾けましょう。介護の仕事が自分の性格や生活リズムに合っているか、そして何よりも、介護の仕事をする意欲が本当にあるか、再度確認をしましょう。

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ライタープロフィール

キイチロウ/男性/50代/福井県在住/ごく普通の仕事をしていて、ごく普通の考え方をする、ごく普通の趣味を持った、ごく普通の外見の人間です。ただ他の人よりも少しだけ、人間ウォッチングに優れていると自分では思っています。