家庭教師体験記
「家庭教師として生徒に好かれるために」「家庭教師先の両親との関わり」「小学生を教えた時は」「初めての中学生の生徒を持って」「トラブルについて」など家庭教師体験記を紹介します。

家庭教師になって初めてのトラブル

2014/06/20

大学4年生の頃家庭教師も長年していることで自信が合ったのですが、初めてのトラブルを経験しました。受け持った中学3年生の男の子は見た目からかなり今までの子供たちとは違っていました。一目見ただけでやんちゃだと分かる子。本当に勉強する気持ちはあるのかなと思っていましたが、やはり勉強する意思はゼロ。両親から無理やり家庭教師をつけられたとのことでした。そのため、勉強時間になっても家に帰ってこない。家にいると思ったら女の子を連れ込んでいる・・・。勉強をほとんどしないにもかかわらずご両親から給与をもらうことに対して真剣に悩みました。給与をもらう仕事をしていないのにと。最終的にご両親と男の子、私の4人で話し合いをして、やっと勉強することを約束。半年間の家庭教師でしたが、何年も受け持っていたかのように印象深い生徒ですね。

年頃の男の子は年上の女性に興味が
大学3年生の時に1度だけ高校生を頼まれました。女の子ならいいかと思い受け持ったのですが、手違いで男の子に変更。高校2年生の英語を担当することに。あまり年齢が近い子は教えにくいという理由で小学生や中学生ばかり担当していたので初めはかなり戸惑いました。しかし勉強に対して熱心に取り組む姿勢があり、私としてはやりやすい生徒の一人でした。英語が苦手だということでしたが、どんどん成績もアップ。するとご褒美が欲しいとねだられました。一度一緒にカラオケに行きたいとねだられ、ご両親が了解するならと胡麻化していると両親に承諾をもらっていました。仕方がなく友人たちを交えカラオケに。するとその子から告白をされてしまいました。なんとなく好意を寄せているなとは感じていましたが、年上の女性対する憧れかなとも思っていましたので、かなり驚きましたね。その子には丁寧に断りしかも家庭教師を後退させてもらいました。やはりそんな心理状態では勉強に身が入らなくなってしまうでしょうから。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。