インドってどんな所?
インドに長期滞在したそまちひろさんが、現地の様子を紹介します。

中国人と韓国人と日本人を見分けるインド人

2015/06/24

突然ですが、オランダ人とドイツ人とスウェーデン人の見分けってつきますか? 話している言葉を聴けば見分けられる確率は上がるかもしれませんが、見た目だけでは難しいと思います。

同じように、外国人にとって中国人と韓国人と日本人を見分けるのって、かなり難しいと思います。わたしも旅をしていてアジア人を見かけると、見分けに挑戦してみるのですが、外れていることが結構あります。

インドの観光地では、これが完璧にできるインド人が結構います。1度インドで知り合った中国人の女の子と歩いていたら、ひとりのインド人青年がつかつか寄ってきて、わたしを指さして「ジャパン!」連れを指さして「チャイナ!」と言い当てて、あっけにとられているわたしたちを残して風のように去っていきました。別に当たったからと言って何があるわけでもないのですが、みんな暇なんでしょうか、この手のゲームをするインド人はたくさんいます。

しかも物売りだったり、旅行会社の勧誘の人は、こちらが何も言わなくても日本人には日本語、韓国人には韓国語で話しかけます。1度日本語でしつこく話しかけられ、面倒だなあと思って「わたし韓国人だから」と英語で言ったら、流暢な韓国語に切り替えてさらにセールストークを繰り広げられ、参りました。何ヶ国語も話せるインド人も多いです。

インド人に「どうやって見分けるの?」と聞いてみたことがあります。いわく、女子は「日本人は色が白くて、顔が丸い。恥ずかしそうにしてることも多いね。韓国人はスタイルがいいけど、顔つきがきつい。中国人は他の国より浅黒くて、堂々としてるよね」。男子は「日本人は長髪が多い。あと痩せてて、いいものを着てる。韓国人は身体ががっしりしてて、背も高い。眼鏡率が高い。中国人は、他の国と比べておしゃれじゃないから(失礼ですね)すぐ分かるよ」とのこと。

そんな技術を磨くエネルギーを、他のことに回せばもっと役立つのに……という言葉が出掛かりましたが、まあ余計なお世話なのかもしれません。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。