英語教材体験記
英語教材を使用してみてよかった所、イマイチな所、使用して思うことを紹介します。

英語王子が教えてくれる、英文法の大事さ:ゼロからはじめる英文法トレーニング

2013/09/04

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どのような教材か
基本的な英文法から学べる教材です。「1日30分」という見出しですが、確かに30分ほどでもサクサク進めるような作りになってます。もちろん「30分じゃ飽き足らない」と思う方は自分のペースでどんどん進めていけばいいと思います。

単純に英文法を学ぶための教材として優れている以上に、この教材のいいところはリスニングも併用して学べるということでしょう。そのとき学習した文法の単元をリスニングでも復習できるというのがなかなか他の教材にはないところでしょう。英語の学習でつい陥りがちになるのが、文法は文法という割り切りでただテキストやノートに向かうだけ、という状態です。それはそれで、しっかりとやれば文法力は身につきます。実際、そうやって勉強している人は多いでしょう。ただ、人間の脳はいろんなチャンネルを通して入ってくる情報をより優先的に記憶・理解していきます。だったら文法事項もぜひ耳で聴きたい。さらにいえば、学んだ文法を音にすることで、よりその文法を活用するイメージもわきやすい。ですので、紙面で学んで耳で聴いて、これを繰り返して下さい。

良かった所
この教材のコンセプト、「あなたが英語が苦手なのは英文法を理解していないからです」、個人的に大賛成の言葉です。中には「英語を聞くうちに自然と英語力が上がる」といった人もいますが、それだけで英語ができるようになるには相当の長い時間がかかると思っています。小さな子どもならいざしらず、頭がかちんこちんに固まってしまっている大人であれば、まずは理屈を知るべきです。なぜなら、大人は英語を聴く場合、まずそれを頭の中で日本語に変換するという習性があるからです。つまり、変換できない情報はただの雑音になってしまいます。理想は英語を英語で理解する、ということでしょうが、英語的バックグラウンドが薄い普通の日本人にはなかなかハードルの高いことだと思います。ですので、まずはしっかりと基礎的な文法力を体系的に学ぶことが重要だと思います。ちょっとずつではありますが、地道にやっていけばきっと効果は表れます。もちろん、リスニングを含め総合的な英語力が、です。

使用してみて思うこと
年間教材ですので、価格が若干高いことが気になりますが、内容的には満足のいくつくりになっています。改めて英語を学び直そうという方にはおすすめです。

最近ではTOEICがずいぶんと一般的になってきました。そのスコアが昇進の要素になっている企業もたくさんあるようです。ですので、社会人の場合、「英語を学び直す」=「TOEICの勉強」ということも多いかと思います。ただそうなった場合、つい書店に並ぶTOEIC用の教材を手に取ってしまう。もちろん、そういった教材をやる必要はあるんです。専門書には専門書の意味があるわけです。それでも、英語の基礎力がない人は、専門書を使うことで逆に遠回りをすることにもなりかねません。TOEIC用の教材の多くは基本的な英語力を体系的に学ぶようにはなってないからです。自分の英語力を冷静に分析してみて、まずスタートラインを決めるべきでしょう。

ゼロからスタート リスニング―だれにでもできる英語の耳作りトレーニング

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ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。

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