英語教材体験記
英語教材を使用してみてよかった所、イマイチな所、使用して思うことを紹介します。

海外旅行で困ったら英語110番

2013/08/06

どのような教材か
始めて海外旅行をしたのは、19歳の夏。無謀にも一人旅でした。大胆なくせに小心物ですので、とりあえず、海外旅行用の英会話テキストを携帯。飛行機の中で必死に読んでいました。

この手のテキストは、実際に言えるようにしていないと意味がないと思います。現地で誰かと話す度にページをめくるのも無様ですから。当時のわたしといえば、飛行機上約13時間くらいの間に丸暗記、ほぼ一夜漬けの学生のようなありさ様でしたから、あまり意味はありませんでした。それでも、それ以降何度か海外へ行ったのですが、海外旅行用の英会話はけっこう使いどころ満載で、そのありがたみを噛みしめました。使用法としては、実際にそのフレーズを使う場面をイメージしながら暗唱するというのがいいでしょう。古典的な方法ですが、やはり自分の口になじませておかないと、実際の場面ではなかなか口から出てこないものです。ですので、リスニングCDを聴きながら、何も見ずに言えるようになるまで繰り返し暗唱してみてください。

良かった所
本に載っているフレーズをすべて使うということがないにしても、覚えていたフレーズが口からスラスラ出てきたときは、その効果を実感します。英語が不慣れでその後に言葉が続かなくてもいいのです。とにかく、まずは何かを言うことが大事!そこからしか、コミュニケーション力は生まれません。日本で英語を勉強していても、それを実践する場はなかなかありません。ですので、せっかく海外まで行く勇気と根性があるのなら、まずは自分の覚えたフレーズなり、単語なりをとにかく話してみましょう。最初はどうしても単文で暗記してしまいますので会話はつながりにくいですが、とにかく知っている言葉を発するうちに、自然と英語を理解していくはずです。

話がずれた感がありますが、旅行用の英会話本でありがたいのは、税関だったり、ホテルのチェックインだったり、海外旅行では当たり前でも、普段はなかなか使わないフレーズが載っていること。効果を実感したいのなら、まず税関でかっこよくきめてみましょう!

使用してみて思うこと
偉そうなことを書いてきましたが、初めての海外旅行のときは本当に無様でした。せっかく覚えたはずのフレーズがまったく出てこない。その当時訪れたのはイギリスだったのですが、税関でまったく要領を得ずに、あやうく送還されるところでした。なんかよく分からないんですが、税関の係のイギリス人が怒りはじめたんです。今でも理由はよく分からないのですが、あれはいったい何だったのだろう…。英会話をしっかりべんきょうしなきゃな、と考えたのはそれがきっかけ。やっぱりコミュニケーション力は大事ですよね。とくに海外に行くのなら、そんなイレギュラーなことはさておいても、現地の人間とコミュニケーションをとるのも一つのだいご味。まずはぜひ、この本を片手に旅行英語を身につけてみてください。

こんなときどう言う?英会話110番 海外旅行編―英検3級~準2級レベル

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ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。