英語教材体験記
英語教材を使用してみてよかった所、イマイチな所、使用して思うことを紹介します。

大人の英語再チャレンジ:英語と仲直りできる本

2013/08/11

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どのような教材か
英語を改めて勉強しなおしたいと思っている人にはいい本だと思います。よくよく考えればネイティブの人が日本人向けに書いた英語教材はそうありません。そういった意味で、なかなか日本人には理解しにくいネイティブならではのニュアンスが分かりやすく紹介されています。

使用法はシンプル。ページをじっくりじっくり読み進めていく。これだけ。文法本ではあるのだけど、いわゆる参考書や問題集のたぐいではないので、そう構える必要はないと思います。英語を学ぶ上でどうしてもニュアンスが分かりづらい単元や表現など、分かりやすい解説がついていますので、ある程度の英語的素養があれば、すらすら頭に入ってきます。暗記などの必要もないので、暇な時にパラパラめくるだけで十分。ただ、文法用語などがぽんぽんでてきますので、そういった言葉に不慣れな人は横にもう一冊参考書を置いておいてもいいかもしれません。また、がっつりと英語を学びなおしたい人も同様、やはりもう一冊、しっかりした参考書を用意しておきましょう。

良かった所
効果でいうなら、英語力がつくというより、英語に対しての敷居が下がる、もしくは英語を好きになるということだと思います。英語が苦手な人は往々にして言葉として英語をとらえられないのだと思います。極端な言い方をすればアルファベットの羅列。そういった人にとっては学生時代の英語なんて苦行以外のなにものでもないのでしょう。まずなによりも、英語が日本語と違うということに拒否反応を起こす。そうなると、英語はあたかも暗号かなにかのようなものに見えてくるのかもしれません。

そんな英語に対して、この本は英語が日本語と同じ言語なんだよ、ということを気づかせてくれます。私たち日本人には分かりづらいニュアンス、表現をとてもかみくだいて説明してくれている。けっきょく知らないから怖いという側面もあるわけで、ネイティブの人から「こうなんだよ」という一言があれば、日本人の英語に対する苦手意識も変わるのだと思います。そういったことに気づかせてくれることが、この本の最大の効果でしょう。

使用してみて思うこと
とても読みやすく、英語へのとっかりとしては良い本だと思います。ただ、文法用語や知識など、決して初心者用ではないことを留意してほしいです。英語を学びたての中学生なんかが手を出すと、逆に意味が分からずとん挫してしまうでしょう。対象はあくまで大人。中学高校で英語を学んできた人のための本だと思います。

先述の通り、なかなかネイティブの人が日本人向けに書いた参考書はありません。日本人が書いたものは、たとえそれがネイティブに近い人が書いたとしても、どうしてもかたく、いわゆる"日本人的"な内容になってしまうようです。直接英語圏に勉強に行くだけの時間とお金と度胸があればことは早いのですが、そうでない人には、もってこいの一冊ではないでしょうか。

英語と仲直りできる本

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ライタープロフィール

横浜ホームズさん/男性/年齢:30代/横浜在住、福岡から横浜に来てはや10数年。もはや博多っ子と浜っ子の境を見失う30男。美しいものが好き。だけど醜いものはもっと好き。人生、味がある方がいいよね。

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