東京都町田市ってどんなところ？: 「団地の街、町田」「私史上ナンバーワンのケーキ屋さん」「多国籍な雰囲気を味わう商店街」「町田の美味しいも」など町田市の魅力を紹介します。

町田で多国籍な雰囲気を味わう「仲見世商店街」

2020/04/02

JR町田駅と小田急町田駅の間に広がる、町田の繁華街。小田急百貨店やマルイ、ルミネや東急などのデパートが林立し、地元民の私が言うのもなんですがなかなか都会的な雰囲気。今はレミィという名前に変わってしまいましたが、つい最近までそこは109でした。そう、渋谷では一番有名だったあの109が実は町田にもあったのです。そしてそのデパート群を取り巻くようにいくつもの商店街が広がっている町田。全国チェーンのお店ならほとんどがそろい、人通りも多くとってもにぎやかです。

そんな町田の駅前繁華街の中で、一歩足踏み入れると一気に昭和…いや、アジアの発展途上国…とにかく都会的な雰囲気とはかけ離れた一角があります。それが「町田仲見世商店街」。幅2mほどの、とにかく細い(狭い？)商店街なのですが、どちらかと言えばJR町田駅から行った方が近いでしょうか。昭和レトロな、と本当は言いたいのです。でもちょっと違う…。色んなジャンルのお店が文字通りひしめき合っていて、異国のマーケットのような雰囲気の商店街なんです。老舗の魚屋さんあり、ガールズバーあり、タイ料理店あり、行列のできる人気のカレー屋さんあり、ペットショップあり、パワーストーンのお店あり…。初めて町田へ降り立って駅前の風景を見てから仲見世商店街へ行くと、タイムスリップしてさらに位置までズレちゃったの！？という印象を受けると思います。

町田仲見世商店街は、まさにその雰囲気そのものが魅力。商店街を歩いている人たちも地元のおばあちゃんやおじいちゃん、夜の雰囲気をまとった若い女性、ちょっと怖そうなお兄さん、塾に行くらしき子供たち、などなどバラエティに富み過ぎている顔ぶれです。ここで忘れてはいけないのが、幅は2m程度しかないということ。狭い。ぎっしりです。でも決して治安が悪い空気は感じません。それぞれがそれぞれの目的地に向かって歩いているだけ。それほどいろんなジャンルのお店があるということなんです。さらに面白いのが、仲見世商店街にお店を出したいと希望する人が後を絶たないこと。人が集まらない商店街なら、そんなことありえません。それだけエネルギッシュな商店街だということを知っていただきたい！町田仲見世商店街はきっと他のどこにもない、唯一無二の空気感を持つ商店街だと思っています。

ライタープロフィール

李内（りうち）さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。