東京都町田市ってどんなところ?
「団地の街、町田」「私史上ナンバーワンのケーキ屋さん」「多国籍な雰囲気を味わう商店街」「町田の美味しいも」など町田市の魅力を紹介します。

団地団地団地!団地の街、町田

2020/03/27

タイトルからもわかる通り町田には団地がたくさんあります。駅前から境川団地、森野住宅、本町田団地、藤の台団地、木曽団地、山崎団地などなど…これでもいくつか抜けているほど。団地の種類もさまざまで、賃貸、分譲、UR都市機構が運営しているもの、東京都住宅供給公社が運営しているものなどがあります。中でも東京都住宅供給公社の団地は家賃も安く、ファミリーや高齢者に人気があります。間取りはどこも同じような感じで、3DKや2LDKが多いようです。

町田市の団地の大きな特徴は、ひとつひとつの規模が大きいということ。10棟程度の団地は少なく、50棟もの棟数を誇る団地もザラです。中でも藤の台団地は約50年の歴史があり、その棟数はなんと130棟あまり。全て5階建てで戸数は3346戸。1街区、2街区、3街区に分かれていて1街区と3街区は賃貸、2街区は主に分譲棟になっています。これだけの広さがあるので、航空写真で藤の台団地の辺りを見るとなかなか壮観。自然も多く残されていて、子育てにはピッタリの1つの街になっています。

しかしながらどこの地域も同じで、団地は高齢者の割合が高くなっています。団地内の商店街も閑散としてしまっている団地も多いが現状。そこで今や多くの団地では、例えば無印良品などとコラボして部屋リノベーションし、おしゃれな内装にして若い人を呼び込むなどの取り組みが行われています。外観はよくある団地でも中に入るとデザイナーズマンションのようになっていて、憧れてしまうぐらいの部屋になっています。

何を隠そう私は生まれた時から団地育ち。同じ団地に住んでいる友達と一緒に学校へ行き、一緒に帰り、放課後は一緒に遊びました。私にとって団地は、そういう「楽しい!」がたくさん詰まっている場所。団地の近く通りかかって子供の姿見かけると、今住んでいる子供たちもきっと楽しいんだろうなぁと微笑ましく思ってしまいます。

町田市内の団地は運営側と住んでいる人たちの努力によって、暮らしやすくなる工夫がなされています。それぞれの団地にそれぞれの特色があり、団地によって全く雰囲気が変わるのも面白いところ。自分が育ったような温かい団地がたくさんある町田市が私は大好きです。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。