ロングステイ
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

クジャクやワラビーとたわむれる島〜カワウアイランド

2010/09/02

カワウアイランドは、ニュージーランドのオークランドから車で1時間ほど北上したところにあるサンドスピットという町から、水上タクシーで30分ほど走ったとことに浮かぶハウラキ湾の中の島です。夏の間はオークランドから直接フェリーが出ている場合もあります。エコツアーなどの名称でツアーが組まれることもあります。

このカワウアイランドはかつて鉱山採掘で沸き立ったところで、今でもその時に使用された採掘跡や総監が暮らしていた立派なお屋敷が残っています。2階建ての白亜のお屋敷は今博物館として一般公開されており、入場料を払うと中を見学できます。当時使っていた古い家具や食器などが展示されていて、なかなか楽しめます。

また、ここの魅力はクジャクとワラビーが放し飼いにされていることです。ワーフに降り立つと、すぐにクジャクがゆっくりと接近してきてくれます。まったく人間に恐れをなしていないので、かなり近づいても平気です。島には小さなカフェがありますが、ときおり、そのテーブルにどでんと座り込んでいることもあります。クジャクがテーブルにですよ!

何度か訪れているのですが、以前いた白クジャクの姿は見えず、今は普通のクジャクばかりになっているようです。

ワラビーのほうはというと、少し照れ屋で木々の間に隠れています。けれど、島の散歩コースを静かに歩いていると、突然横切られることも。とてもかわいいけど、近づくと逃げてしまうので遠めで眺めるのがよいでしょう。

このお屋敷の対岸にはきさくなヨットクラブがあり、コーヒーやビール、軽食なんかが安価でとれます。ここのバーガーが意外と美味!道路がないために車が存在せず、静かで空気がきれいな島で頂く文明の象徴みたいなバーガーは、何だかミスマッチ?ですが最高の気分になれるでしょう。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。