ロングステイ
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

ニュージーランド最大規模のワイン生産地区

2010/06/29

ピクトンはフェリーの発着地ですが、町自体は刺激的ではありません。しかし、ピクトンから少しだけ足を延ばすと、ニュージーランド最大規模のワインの名産地ブレナムに到着します。

マルボロ地方の中心町であるブレナムにはいたるところにブドウ畑が広がり、あたかも南フランスに来たかのような錯覚に陥るところです。温暖で乾燥した気温であるために、穏やかな雰囲気に癒されることにもなるでしょう。

さて、この町のお目当ては何といってもワインです。ニュージーランドのワインは最近でこそ注目され、知られるようになりましたが、まだフランスやカリフォルニアのような知名度ではないかもしれません。しかし、イギリス航空の機内ワインに選ばれたりしており、実は結構上質なワインが作られているのです。しかし、謙虚なニュージーランド人は目が飛び出るような値段をつけることなく、とても良心的な価格で市民に愛されるワインを提供しています。

そんなワインを堪能するには、やはりワイナリーのツアーに参加するのがよいでしょう。お勧めは3~4件のワイナリーを順次に回るというツアーです。試飲できるので、いろいろと飲み比べてみるのが楽しいでしょう。個人的には「モンタナ・ワイナリー」はぜひとも抑えておきたいかも・・・。

お気に入りのワインをワイナリーから直接海外に発送してくれるお店もありますが、そうでない場合は、郵便局に行けばワイン専用の発砲ケースが購入できるので、それを利用して自分で送るのもよいでしょう。

ちなみにブレナムとピクトン間は約28キロ。毎年一月にはマルボロウォークとしてこの距離を歩くイベントが開催されています。バスで行くのがお手軽ですが、がんばって歩いていくのもいいかも!

ブレナムは南島旅行の前に、あるいはフェリーで北島にわたる前に、ちょっとほろ酔い気分になれる穴場といえるでしょう。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。