ロングステイ
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

傘がいらない町、ネルソン

2010/07/04

ニュージーランド人がリタイアしたら住みたい町第一位に輝くのがネルソンです。ネルソンは南島北部にある静かな町です。なぜ、それほどニュージーランド人に愛されているかというと、それは年間降雨量が低く、晴れの日が多いというのが理由です。

さて、ネルソンは観光目当ての人々にはエイベルタスマン国立公園の入り口程度に思われがちですが、なかなかどうしてネルソンの町自体もとても興味深いよいところです。自治体が芸術に力を入れているので、町全体がまるでギャラリーのような雰囲気を醸し出しています。

また、リゾート地風の建物がたくさんあり、ニュージーランドのほかの地域とはやや雰囲気が異なると感じられるかもしれません。夏の休暇を丸ごと過ごすという人も多く、長期滞在型のアパート形式のアコモデーションを利用するのもよいでしょう。

より予算を抑えたい人は、ビーチ脇にあるキャンピンググラウンドにテントを張るのもいいかも。雨の心配が少ないネルソンでは、テントなしで寝袋だけで寝転がっても問題なく眠れます。そして、夕ぐれにはまったく明かりのない浜辺で満点の星空を眺め、早朝には冷たい海に飛び込むなんてことも、ネルソンのキャンピンググラウンドなら可能です。ここもまた、夏の休暇にはたくさんの人でにぎわうので、早めに予約するほうがよいでしょう。

ネルソンのお楽しみはグルメにもあります。海に面しているネルソンでは、レストランでも魚介類のメニューが豊富にあります。特に伊勢海老ディッシュは高額ですが(日本よりは安い?)どこで食べても絶品です!

また、ネルソン近郊にはたくさんのワイナリーが点在していますが、そこに付随しているレストランには「はずれ」はありません。ワイン畑を眺めながら自家ワインをいただけば、幸せな気分に浸れることになるでしょう。ちなみに、ネルソンは赤より白。白ワインのリースリングかソービニヨン・ブランがイチオシです。

関連記事
ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。