ロングステイ
長く滞在して気付くの本物の魅力を紹介します。

英国の香りがするガーデンシティ…クライストチャーチ

2010/07/17

クライストチャートはニュージーランド南島最大の都市です。けれど、味気ないビルが立ち並ぶ殺風景なジャングル都市などではありません。もちろん高層ビルはありますが、「ガーデンシティ」というかわいい愛称でも親しまれている素敵な町なのです。空港を降りて町の中心に向かう道を眺めるだけでも、すでに草木や花々の多さに気づくことでしょう。

町の人たちも自分たちの庭に誇りを持っているので、どの家も手入れが行き届いています。いろんな種類の花を栽培している人も多く、自宅でありながら、まるで植物園のようなお宅も少なくありません。そんな美しい街並みを抜けると、クライストチャーチの中心「カセドラルスクエア」に出ます。ニュージーランドの旅行案内には必ずと言ってよいほど登場する空高くそびえ立つカソリックの大聖堂があり、その前が広場となっています。

広場ではホットドックや中華、サンドイッチなんかを売る屋台がいつも出ています。軽食をつまみながら新聞を広げたり、常設されている屋外巨大チェスで勝負したりと、人々はのんびりとした時間を過ごしています。また週末ともなれば、衣服やアクセサリー、草木や食べ物を売る人々がやってきてより活気が出るところでもあります。

その町の中心から少し歩いたところに、アートセンターというところがあり、そこでも週末はマーケットが開かれます。ここは手作りのアートな品が並び、ほかでは手に入らないような珍しいお土産を見つけることができます。陶芸やシルバーアクセサリーなどの教室もあるので、時間がある人は参加してみるのもいいかもしれまっせん。

また、併設されているカフェでは、香り高いコーヒーが頂けますが、お勧めはデモンシャーティです。これは、ティーポット入りの紅茶と焼き立てのスコーンに甘くない生クリームとイチゴジャムがついてくるというセットです。あっさりしているのにボリュームもあって、病みつきになるおいしさ!英国風のお茶の時間を楽しめます。

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ライタープロフィール

山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。