アメリカ旅行記
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ニューヨーク/ブルックリン橋を歩いて渡った!ちょっと怖い経験

2012/08/01

ブルックリン橋

ブルックリン橋

ブルックリン橋

ブルックリン橋

マンハッタンとブルックリンで最初にかけられた橋が「ブルックリン・ブリッジ(橋)」です。1869年、ジョン・アウグストゥス・ローブリングが設計したこの橋、建設許可が下りた直後、ふ頭での測量中に事故にあって3週間後に死亡し、建設が危ぶまれたのは有名な話。でも、息子のワシントンが父の遺志を継ぎ、1883年に完成して以来、今でも現役でがんばる橋です。

このブルックリン橋は、全長2066メートル。いつもニューヨークを訪れると必ずと言っていいほど見てきた橋を今回、思い切って歩いて渡ってみました。

スタート地点は、ブルックリン側から。マンハッタンからは地下鉄で向かいました。歩行者と自転車の入口が別々にあり、橋の上ではくっきりと歩行者用、自転車用にレーンが分かれていました。通勤ラッシュ時、行き交う人々でおそらく混雑するからでしょう。

そして歩き出してしばらくして、強く吹き付ける冷たい風に寒さを実感させられました。とにかく、寒い。ただでさえ気温が低い中、橋の上での気温はおそらくマンハッタンより10度ほど低かったと思います。しかも、風が吹きさらしで逃げ場もない。一瞬、やっぱり戻ろうかと思いながら振り返るとけっこうな距離を歩いていてここで戻るとまた寒い目に遭う・・・歯を食いしばりながらただただひたすら前進していきました。

やっと、橋の中央部分がはっきり見えてきました。ネオ・ゴシック様式のアーチの柱に吊るされた名物のワイヤーは本当に大きかった。たしかこのあたりで映画『セックス・アンド・ザ・シティ』にもここでのシーンが登場したのを思い出しました。でも、そんな感傷にひたる余裕はもはやありませんでした。とにかく寒い、の一言。振り返ると、橋を歩いている人などほとんどおらず、自転車もまばら。

早足で歩いても30分ほどかかったと思います。橋を渡りきった達成感はありましたが、とにかく寒かった。その直後、スターバックス・コーヒーの店舗に直行してトイレに行き、温かいコーヒーが美味しかったのも忘れられない思い出です。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。