アメリカ旅行記
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ワシントンDC/ロケットに戦闘機!「航空宇宙博物館」は欠かすべからず

2012/07/08

国立航空宇宙博物館

国立航空宇宙博物館

国立航空宇宙博物館

ワシントンDCのスミソニアン博物館群はたくさんあり、1日にあれこれ見るのは"不可能"です。その中でさて、どこを選ぶかというの、すごく迷いました。そこで選択したのはやはり「航空宇宙博物館」。アメリカといえばやっぱりロケット、日本では見れませんからね!

入り口を入った途端、天井からたくさんの飛行機が吊るされ、いきなりスケールの大きさに圧倒されました。まず、「月の石」が置いてあり、誰でも触れる状態。月の石は触ったことがなかったのでためしに触ってみましたが、正直、普通の石を触るのと違いが感じられず。でも「アポロが月から持って帰ってきた」と想像すると、やっぱりワクワク。

また、米国で最初に有人軌道飛行に成功した宇宙船、ジョン・グレンのマーキュリーカプセル『フレンドシップ7』を見た時、こんな小さなカプセルで宇宙まで飛んでいったことにただただビックリ。また、アポロ11号司令船『コロンビア』もありました。そう、あの月に人類が初めて到達した時の司令船、これもそのあまりの小ささに驚くともとに、焼け焦げた外皮板など、宇宙への旅がいかに厳しかったかを物語っているようでした。

ほかにも、『ハッブル宇宙望遠鏡』をはじめ、世界で初めて無給油、無着陸世界一周を成し遂げた『ボイジャー』、そして旧ソ連から日本人で初めて宇宙に旅立った秋山豊寛さんが乗った『ソユーズ TM-10 宇宙船』もあり、秋山さんによる日本語の寄せ書きを見つけました。この飛行船も本当に小さくて、ただただ驚くばかり。

さらに、第二次世界大戦で旧日本軍によって活躍した『三菱零式艦上戦闘機52型A6M5』、人類で初めて動力飛行に成功したライト兄弟の『1903フライヤー』はもちろん本物!

飛行機が発明されてから現在の宇宙開発プロジェクトまで余すことなく網羅しているこの博物館だけをじっくり見ても、たぶん1週間はかかるんじゃないかと思えるほど膨大、そして貴重な資料ばかりが展示してありました。これがぜんぶ無料なのだから、本当にすごいです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。