みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イタリア・ジェノバ 地中海の玄関口

2011/11/29

海の玄関口「ジェノバ港」

海の玄関口「ジェノバ港」

イタリア・ジェノバ コロンブスの生まれ故郷

イタリア・ジェノバ コロンブスの生まれ故郷

ジェノバ、という街のイメージはズバリ「コロンブス」でした。あとは、アニメ「母をたずねて三千里」の主人公マルコの出身地であり、南米に出稼ぎに行った母親をジェノバから追いかけた場所、というイメージ。

ミラノから鉄道でジェノバに向かいました。IC(特急列車)ではなくR(普通列車)で。イタリア国鉄の場合、同じ距離でも列車の種類によって価格が違います。今回の場合、時間的に10分ほどしか変わらないのに運賃が半額だったので、迷わずRに。車両は多少汚いですが、クロスシートでミラノから離れると空いてくるから、問題なし。

ジェノバでは宿に近いプリンチペ駅に到着。駅を出ると、いきなりコロンブスの像が出迎えてくれました。でも、コロンブスの像と写真を撮っているような観光客は皆無。逆に、駅舎前のバスターミナルがあるので、明らかに地元の人々が歩いている、待っている・・・といった光景でした。

そして、スーツケースを引っ張ってホテルへ。徒歩2分ほどだったのですぐ発見。でも、受付が3階なのはけっこうハードで、エレベーターはもちろんなし。部屋が恐ろしく広くて、朝食もボリュームたっぷりだったけど、なるほど2つ星ホテルな理由は、3階までエレベーター無しで荷物を担いで上らないといけないからか、と納得。

ジェノバの街は、中心地が駅から少々離れています。着いて夕方、少し歩いてみたけれども、途中で暗くなったら危ないと踏んで、引き返しました。そして、たまたま見つけた「カルフール」で水などを調達。ジェノバの街にカルフールはなぜかたくさんありました。

翌朝、坂をケーブルカーで上って港を眺めてみたり、中心部の広場まで歩いて散策してみたり、コロンブスの生家に行ってみたり(死後に復元された物)。もちろん、港も散策して、船にも乗ってみました。ミラノのように都市ではなく、まったりとした空気が流れている、でも最低限のモノはちゃんとそろう、ジェノバの街はなかなか居心地がよかったです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。