みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

イタリア/ミラノで見つけたステキな「門」

2011/11/11

ティチネーゼ門

ティチネーゼ門

ミラノ

イタリア・ミラノは、他のヨーロッパの都市に比べても、比較的新しい街のように思います。とはいえ、古いものを残そうという気質はイタリア人共通ですから、ミラノでもたまに「あれっ?」という建物に出くわすこともしばしば。

さて今回、ナヴィリオという運河のあるエリアに向かう途中で、立派な門に遭遇しました。持参していた『地球の歩き方』で地図を確認すると「ティチネーゼ門」とあります。かつて城塞都市だったミラノの"南"を守る門だそうです。すぐそばを車やトラムなどが走っていて現代の雰囲気もありますが、門に近づくにつれて、デザインこそシンプルなものの、その迫力に圧倒されます。

ちなみに、ミラノという都市は、かの有名なドォーオモを中心に、同心円(ドーナツ)状に発展したところです。中心部は Centro (チェントロ)といい、そのまわりをグルッと環状道路があって、その外が郊外。チェントロと郊外にはかつて城壁があったといわれ、ティチネーゼ門はその名残、なのだそうです。

ミラノには他にも、ヴェネツィア門、ローマ門、ヴィットリア門・・・などがあります。その名称もカッコよく、伝統を感じさせます。実は、ティチネーゼ門には「旧ティチネーゼ門」というのも近くにあって、歴史的にはこちらのほうが古い。今のティチネーゼ門は19世紀初頭の建造物だそうです。

また、ミラノで最も有名な門といえば「平和の門」かもしれません。これは、スフォルツァ城の裏側に広がるセンピオーネ公園にある凱旋門。あのフランス皇帝ナポレオンに捧げるために建造したものの、ナポレオンが失脚してオーストリア皇帝、さらにイタリア独立に献納されたといういわくつきなエピソードを持っています。

ミラノといえば、ファッションがまず思い浮かぶかもしれませんが、意外なところでこの数々の歴史ある「門」をめぐってみて、その門にまつわるエピソードを紐解いてみても、なかなかおもしろそうだなと思いました。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。