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イタリアの「警察」不法者を追いかけ回す瞬間
2011/11/22
イタリアの警察、パトカー
スペインで以前、スリに遭遇した時は、警察のお世話になりました、いや、ならざるを得なかった。でもイタリアではまだお世話になっていません。本当に"まだ"お世話になってない、と思うほど、スリなどの類は頻発していると聞くし、目の前でスリの現場を見たこともあるほどだから、警戒するに越したことなし、です。
今回、ミラノのドゥーオモ近くで、不法の販売者を追いかけ回す警察官たちに遭遇しました。
場所は、ドゥーオモそばのアーケードがあるガレリアの中。ここで、なにやら見るからに怪しいおもちゃを売る肌が褐色の男性たちを数人見ました。明らかにイタリア人ではない様子。もちろん、素通りして目も合わさないようにしたその瞬間、後ろから彼らの叫び声と大きな足音が・・・
一斉に逃げる褐色の男たち、追いかけるイタリア人警察官たち。捕まえられたかどうかはわかりませんが、彼らが売っていた怪しげな商品はその後、あとから来た警察官らに没収、というより、その辺りのゴミ箱にポイっと捨てられているのを目撃しました。証拠物件のように持ち帰らないようです。
さらにその後、警察官が去ってからまた、同じ場所でゴミ箱の中から商品を取り出し、並べ直して商売を始める褐色の男たち・・・まさに「イタチごっこ」。警察官も、ここミラノの主要観光スポットなのだし、常時、張り付いていればいいものを、どこに行ったかは不明。サボっているのか、人が足らなくて対応しきれていないのかも不明。たぶん前者ではないかと想像するけれども、です。
よく聞く話が、イタリアの警察官は「ワイロが有効」と。交通違反をしたら、横からちょっとお金を渡すと見逃してくれると昔、よく言われていました。今は知りませんので、あしからず。
ともあれ、なんとなく頼りないイタリア警察には、お世話にならないのが一番。自分の身は自分で守る、海外では「鉄則」ですが、イタリアではより気を付けないといけないと思ってます。
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AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。