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北海道千歳市/広大な空に見える離着陸「新千歳空港の展望デッキ」

2019/12/19

ドラマやマンガなどでよく目にする、大切な人が飛行機で別の場所に飛び立ってしまうシーン。だいたいがその空港の展望デッキのような場所で大切な人を乗せた飛行機を切ない表情で見送りますが、新千歳空港にもそんなスペースがあります。

「展望デッキ」というそのままの名称のスペースで、空港内で飛行機の歴史が学べる「エアポートヒストリーミュージアム」の隣から出ることができます。少し分かりづらい位置にあるので、迷ったときはスタッフに聞いてしまった方が早いです。

私は空港に行くと展望デッキに行くことが多いのですが、いちばん好きなのが新千歳空港。広く澄んだ空、緑に囲まれた滑走路、離着陸する飛行機の姿。それらをぼんやり眺めていると、思わず時間を忘れてしまいます。テイクアウトのコーヒーを片手に搭乗時間までの時間をつぶすにも最適な場所です。

新千歳空港は国内線で10社以上、海外も20社以上の航空会社が乗り入れているので、飛行機の離着陸も多く、子どもも楽しめるスポットだと思います。見たことのない外国の飛行機や、特別なラッピングがされた機体は大人でもワクワクしますよ。

いつ訪れても楽しい展望デッキですが、おすすめしたいのが夕方。美しい夕焼けが空港の地平線の下へと沈んでいく様子は、思わずジーンときてしまいます。私の中では春の日に見た夕焼けがきれいで、パソコンのデスクトップ画像にしてしまったほど。旅の終わりに見ると「またこの景色を見るために仕事、がんばらないとね!」と明日への気力になります(笑)朝焼けも見たいところですが、展望デッキの開放が朝8時からなのが少々残念です。

ただしご存知の通り、北海道の冬は厳しいもの。そのため、冬季期間中は展望デッキが閉鎖されています。また、遮るものが何もないので風が強い日は長時間滞在するのは辛いです。そう考えると展望デッキを堪能できる日は一年を通してあまりないので、ぜひ新千歳空港を訪れた際にはチェックしてみてくださいね。

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ライタープロフィール

えのきさん/女性/年齢:30代/東京都在住/限りなくブラックに近いグレーな会社で激務を5年間経験。その後、自由を求めてフリーランスとして独立。現在は元気すぎる娘に手を焼く日々。趣味は一人旅と野球観戦とアニメと漫画。