フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンで語学留学

2012/08/24

フィリピンは、日本から一番近い英語圏です。公用語がフィリピン語と英語に指定され、学校の授業も英語で行われています。フィリピンはVISAの取得が簡単にできるメリットがあります。春休みや夏休みを利用した2週間ほどの体験学習ならば、観光VISAでOK!特別なVISAは要りません。

私の住むセブ島にも、個人の英会話塾や英会話教室に通う小学生が数十人単位で遣ってきます。ビーチリゾートのコテージを数件借りて、滞在中の日本語使用は原則禁止です。朝起きての挨拶から朝食のオーダー、8時から12時までの集中講座、ラインチタイムのオーダー、1時から5時までの集中講座、そして夕食となります。これならば、別にセブ島でなくても日本でできるのですが、特別カリキュラムがあるのです。

人気の課外授業には、ショッピングモールでのクラス別団体行動があります。先生から指定された日常品の買い物リストを元に、英語で情報を収集し購入しなければなりません。授業で習う英語と生きた英語の使い方の違いを習得できます。

ホームステイも人気があります。現地スタッフや講師の家に3日ほど滞在して、セブ島の住民とコミュニケーションを取ります。素朴な遊びと人見知りしない子供達の笑顔に、言葉の垣根を越えた新しい出会いが始まります。物が溢れた日本の生活と比べれば、海で海草や貝を取ってきたり、枯れ木や草を集めて燃料にしたり、電球ひとつの暗い部屋で、質素な夕食を手掴みで食べなければなりません。しかし、日本では見られない満天の星座を見ながら食事ができます。別れる時に日本人の子供達はみんな泣いています。いつもは滅多に涙を見せない現地の子供たちも、抱き合って泣いています。「グッバイっじゃなくて、シーユーでもなくて、バイエンドバイなんだね」と気づいていきます。

生きた英語、身につく英語、使える英語とは、現地とのコミュニケーションから習得できるのです。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。