フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンの困窮暮らし

2012/08/10

フィリピンには、在フィリピン大使館に在留届を出している方の数倍に及ぶ困窮日本人が滞在していると言われています。

セブ島では、在留届けを提出し連絡が付く方が約3000人まったく連絡が付かない方が5000人を越えると言われます。

私もBBSを通じて多くの日本人のトラブルに接してきましたが、殆どの方が日本の家族や親戚など周囲の反対を押し切ってフィリピンに渡った方です。日本での全財産をフィリピンに注ぎ込み、フィリピンの家も車も財産も、そして家族を失っています。

パスポートの期限も切れ、VISAも更新できず不法滞在の犯罪者になっています。在フィリピン大使館に助けを求める方が多くいますが、全て自己責任であり国は一切関わりあいません。

私の知る困窮日本人は、フィリピーナとの出会いから根本的に間違えています。結婚紹介所を介したり、日本のフィリピンパブで知り合い、甘い言葉に騙されてフィリピンに渡った日本人です。

自分の面前の事しか見えない視野の狭さ、思慮の浅さ、判断力の無さ何よりも自己中心で周囲の意見をまったく聞かない方達です。

私も何時困窮日本人になるか判りませんが、日本での生活の基盤、いつでも帰国できる資金の確保、生活費を上回る収入の確保に心がけています。生活費が収入を上回り、貯金が目減りし始めたら、私は一時日本に帰国し体制を整える事を実践しています。

10人いれば10人の困窮物語がありますが、根本的に共通しているのは、悪妻と蟻のように群がってきた家族や親族が原因だと言う事です。

幸せをお金で買えば、お金がなくなった時に夢から覚めます。夢から覚めた時に気が付く事は、一番愚かだったのが自分自身だと言う事です。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。