フィリピンってどんな所?
フィリピン、セブ島在住のJack天野さんがフィリピンの魅力を紹介します。

フィリピンでのショッピング 庶民編

2012/06/11

フィリピンは、800万人が海外で働き家族に仕送りをしています。月額にすると2万円から5万円ほどになります。

日本やアメリカ、カナダなど先進国に出稼ぎしている方は仕送り金額が多く香港のメイドで2万円から、中東では1万円の家族も多数います。

大工の月収が3000ペソ(6千円)、タクシー運転手の月収が6000ペソ(1万2千円)公務員でも月収8000ペソ(1万6千円)ですから、決して少ない金額ではありません。

市内や郊外には巨大なショッピングモールが立ち並び、居住区には50メートル間隔で個人商店サリサリがあります。一般庶民の楽しみは、精一杯のお洒落をして家族一緒にショッピングする事です。

ショッピングモールでは、入り口でガードマンのセキュリティー検査があり身なりが悪いと入店できません。

富裕層と一般層の売り場は別れており、一般庶民は食料品か1品50ペソ(100円)の小物を買います。まるで巨大な100円ショップというイメージでしょうか。

洋服やシューズ、そして生活必需品は安価な露天やストアーで買い求めますが、ショッピングモールは見るだけのレジャーランドでもあるのです。

庶民の味方サリサリストアーは、自宅の軒先に簡単な店を開き、シャンプー、石けん、駄菓子、タバコ、ビール、ラム酒、ティッシュ、米、塩、調味料と何でも揃います。

しかも、1回分の小分けパッケージで5ペソ(10円)から買えます。タバコも1本から買えるのです。

お金がない時は、ツケ払いができますが払わずに逃げる人も多く、つぶれる原因にもなっています。私はサリサリに集まってくる人達との会話が好きで、ビールと駄菓子で酒盛りをしています。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。