海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
アメリカ人と国際結婚し、カリフォルニア州に住んでいるシャイロさんがどのように英語を覚えたのか紹介します。

これは英語?実は英語じゃないんです!

2016/04/04

普段私たちが話す日本語の中に、外来語がたくさん取り入れられていますね。カタカナ表記のものは、一見英語らしく発音を気をつければネイティブにも通じてしまうのではないかと思いがちですが、日本語には日本で作られた和製英語がとても多くあります。これを知らないと海外に行って大恥をかいてしまうこともあり得ますので、事前にチェックしておきたいものですね。

私が今の主人と結婚して、一番最初に気がついた和製英語がこれでした。

A: Where is my meal? (僕の食事はどこだい?)

B: It's in the range. (レンジの中よ。)

A: In the range? I don't get what you mean. (レンジの中?意味が分からないよ。)

こんな感じでした。そうです、キッチンにある、あの温める時に使う電子レンジですが、英語ではmicrowave ovenというのです。私が間違えたrange(レンジ)ですが、実はこれは日本で言うコンロの事なんです。ですので、私がもし、"It's on the range"と、言っていれば主人は「コンロの上にあるんだな。」と理解出来たのですが、"It's in the range"という表現は意味不明だった様です。他にもコンロは、stove(ストーブ)と言うことがあります。ストーブは日本だと、冬場に使う暖房器具の事ですね。

もう一つ、私が言ってしまった恥ずかしい和製英語をご紹介しましょう。それは、主人が日本での自動車免許取得のために、私が助手席に座り交通ルールを教えていた時の事でした。

A: Turn the winker on. (ウィンカー出して。)

B: What do you mean? (どういう意味だよ?)

はい、曲がる時に出す方向指示器です。日本では良くウィンカーと呼びますよね。実は、恥ずかしながら私は、ウィンカーは英語かと思っていました。英語では、Signal(シグナル)といいます。他にも、クラクションはhorn(ホーン)といいますよ。

この様に、日本語には多くの和製英語があり、私たちは知らず知らずの内にそれを英語だと勘違いし、使ってしまっちるケースが結構あるのです。インターネットで和製英語を調べてみると、数々の例を見る事ができますので、是非一度確認してみましょう。意外な発見があり、面白いですよ。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。