海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
アメリカ人と国際結婚し、カリフォルニア州に住んでいるシャイロさんがどのように英語を覚えたのか紹介します。

これが出来れば発音も上級?!

2016/02/18

アメリカへ引っ越して来てからというもの、日本で習得していた英語の発音が通じないとう事態が頻繁に起きます。私の場合は、たまたま主人がアメリカ人でしたのでネイティブの英語に慣れ親しむ機会はたくさんありましたが、そのような環境にいなかった人にとっては、アメリカに来てから痛感するのが、日本語訛りの英語は通じないという事かもしれません。または、知っている単語なのに日本で使っていた時とはあまりに違う本場の発音に、聞き取れなかったなんて事もあるかもしれません。

日本人が最も苦手とする発音の一つに、RとLの発音があります。どちらも舌を上手く使い分ければ難しいことではないのですが、どうしてもカタカナのラリルレロ上の発音になってしまっている人が多いように感じます。

Lの発音は、舌を前歯の後ろに付けて"ル"を発音すると、それなりに綺麗に聞こえます。そうすると、日本語の"ル"には決して聞こえません。Rの発音は、反対に舌を喉の奥にやるイメージで尚且つ舌を上に巻きつける感じです。この要領で、WORLDと、GIRLを言えるようになれば英語の発音も上級だと思います。どちらも日本語で言う"ワールド"、"ガール"とは程遠い発音になります。

文章で発音を書くのはとても難しいですが、是非この2つの単語の発音の仕方をインターネットで調べてみてください。音声機能を使って発音をしっかり聞き取り、何度も真似をしてみるのがいいかと思います。私も初めは苦戦しましたが、毎日何度も言い続ける内に主人も驚く程に綺麗なRとLの発音を身につけましたよ。

Right(正しい), Light(光)の違い、Run(走る), Lumb(子羊)の違い、Read(読む), Lead(導く)の違いなど、似た様に聞こえますが聞き間違えると全く違う意味になってしまう単語が沢山あります。

発音は練習あるのみですので、毎日コツコツ練習を続けてみるといいかと思います。頑張ってくださいね!

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。