海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
アメリカ人と国際結婚し、カリフォルニア州に住んでいるシャイロさんがどのように英語を覚えたのか紹介します。

お悔やみ申し上げます?

2016/03/16

私たちがこの自然のサイクルで生きている以上、生と死はいつでも向いあい、喜びや悲しみのように、私たちの生活は陰陽の存在で支え合っています。実は最近、私の友人の娘さんが亡くなりました。まだ5歳という若さでこの世を去ってしまった事に対しての無念さが、胸に込み上げてきます。私にしては計り知れない程の落胆と悲しみがご両親を襲っているかと思うと、かけてあげられる言葉すら無く、本当に悲しくてなりません。大切な人の「死」は、残された側にとっては計り知れないダメージですよね。

そんな時、日本では「お悔やみを申し上げます。」という言葉を良くかけるかと思います。「本当に残念でならない。」という気持ちが、この一言の日本語に現れている様な気がします。

英語で「お悔やみ申し上げます。」という表現の仕方はいくつかあるのですが、今日は一番簡単で覚え易いものをご紹介したいと思います。

何か残念な知らせを聞いた時よく使う表現に、I'm sorry to hear that.(残念だね。/お気の毒に。)という使い方があります。Sorryという表現は「ごめんなさい。」として謝る言葉として覚えていらっしゃる方が多いかと思いますが、何か心が痛む時にも"I 'm sorry."と使う事を頭に置いてください。多くの人が「ごめんなさい。」の意味として誤解してしまっているので、会話に誤解が生じてしまう事があり得ます。何か残念な知らせを聞いた時などにも同様に、I'm sorry./I'm sorry to hear that. という表現を使えるようにしましょう。

さて、これを応用して「お悔やみ申し上げます。」という表現を簡単にマスターしましょう。お悔やみ申し上げますは、"I'm sorry for your loss."というように表現します。lossは、ご存知の通り「喪失/紛失」のように何かを失うことを意味しますね。また、sorryの前にtrulyやveryなどを付け加えることによって、本当に残念でならない気持ちを強める事が出来ます。

"I am truly sorry for your loss." こんな感じで使うのがいいかと思います。

あまり頻繁に使いたくない表現ではありますが、いざという時に知っていたほうが良い表現だと思いましたのでご紹介しました。是非、頭に置いておいてくださいね。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。