海外で生活すると、どのように英語を覚えていくの?
アメリカ人と国際結婚し、カリフォルニア州に住んでいるシャイロさんがどのように英語を覚えたのか紹介します。

知っていないと混乱してしまう英語

2016/03/29

以前にもご紹介した、くしゃみをした後に使うGod bless you!という表現もそうですが、英語には知っていないと大変混乱してしまう表現が沢山あります。下手をすれば誤解の原因になってしまったりもするので、そういったネイティブがよく使う、私たちが意外と知らなかった表現を覚えておく事は、とても重要だと思うのです。

私自身も、アメリカに引っ越してから初めて聞く様な表現に沢山出会いましたし、その使い方を知らなかったせいで変な誤解をしてしまったり、恥ずかしい思いをしてしまった事があります。今日は、そんな知っていると役立つ英語表現をご紹介したいと思います。

まず、こちらの表現。どんな意味だか分かりますか?

It's a piece of cake!

ケーキ?直訳すれば「一切れのケーキだ!」という意味になりますが、これをそのままの意味で使うと混乱してしまいますね。実は、こちらの意味は「朝飯前さ!」という表現になるんですね。要は、「easy=簡単だ」という意味として使うのです。では、お次はいかがでしょうか?

Speak of the devil.

デビル?悪魔の事を話すという意味でしょうか?こちらも知らないと、とんでもない誤解をしてしまいそうですよね。こんな風に使うんです。例えば、誰かの話をしていたとします。そうしたらいきなりその本人が現れた!なんて事がありますよね。そういう時にSpeak of the devil! というように使うんですよ。「噂をしていれば!」みたいな感じです。では、最後にもう一つ見ていきましょう。

It costs an arm and a leg.

こちらの表現はいかがでしょうか?腕と足の値段?まあ、その感覚があれば想像がつくかと思います。答えは、「すごくお金が掛かる」=very expenciveのことなんです。expensiveと言うよりも、もっとかっこいいネイティブらしい言い方だと思いませんか?確かに、腕と足は値段が付けられない程に大切で高価なものですよね。なんとなくニュアンスが理解できる気がします。

このように、英語にはイディオムと呼ばれる慣用句が沢山あります。そういった表現を習得しておく事で、今までよりも会話の表現の幅も広がり、うんとネイティブらしい英会話になりますので、一日に一つずつでもマスターしていければ良いかと思いますよ。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。