中国ってどんな所?
中国在住7年以上のヤンヤンさんが中国について紹介します。

女性に頭の権がある?

2014/10/21

中国では、女性が強いと言われることが多いです。

確かに、子供たちに「料理は誰が作るの?」と聞くと「お父さん」と言う子も少なくありません。「子供の送り迎えはだれがするの?」「お父さん」・・・主夫の家庭も珍しくないです。

でも、それは共働きだからとも言えるかもしれません。もちろん、ご主人もしっかり仕事を持っています。だからこそ家事は平等という考え方のようです。

現在の中国の基本的概念は男女平等だと言います。だから、女性社長も珍しくありません。昔は中国も男尊女卑だったと言われています。すっかり変わってしまったようです。

また、社会進出を果たした女性は部下を教育し、会社を経営していかなければなりません。特に、中国で会社を経営していくには、かなりきつく相手とやりあわなければ前は進みません。ですから、会社を経営していく上でも、やはりある程度精神的にも強くないといけないですよね。

最近はあまり見かけなくなりましたが、以前はバスの中でかなり激しく言い争う女性の姿もみかけました。レジで争うのも、男性もいれば女性もいます。

そして、友人のなかにも「主人は頼りないから、私が全部しないといけないのよ!」という女性がいます。ご主人にお会いすると、とてもやさしそうなご主人でした。

私が日本人だと言うとよく「女性は結婚したら仕事しないんで、専業主婦になるんでしょう?」「男性優位な社会なんでしょう?」「男性は家事をしないんっでしょう?」と聞かれます。私が「女性は結婚したら、それまでの仕事をやめる人は多いけど、その後日本にはたくさんアルバイトの仕事があるから、みんなアルバイトをするんだよ。そうしたら、家事も子育てもしっかりできるからね」というと、とてもうらやましがられます。

また、日本語自身がやわらかい発音からなっているせいか、日本人が中国語を話すと柔らかい口調になるようです。だから、普通に中国語を話しているだけで、「日本人はやさしい」と勘違いされてしまいます。

言葉のせいか、社会進出のせいかわかりませんが、中国ではやはり女性が強いと感じます。

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ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。