中国ってどんな所?
中国在住7年以上のヤンヤンさんが中国について紹介します。

中国ではペットも生きるのが大変です

2014/10/07

中国でも、みなさんいろいろなペットを飼っています。多いのが犬、猫、魚、そして鳥です。都市部では、アパートなどに住んでいる人が多く、庭などある家がありません。それもあってか、大きい犬か飼ってはいけないことになっています。ですから、小さい犬を飼っておられる人が多いです。(たまに、大きい犬を飼っている人もいます)

ある時、以前働いていたところの私の上司が、ラブラドールを飼い始めました。ところが、数日後病気になってしまいました。ジフテリアだそうです。幸い、私の上司はお金があったので何本も点滴をしてあげて、その犬は命をとりとめました。

しかし、中国ではペットショップで売っている動物も、すでに病気にかかっていることも珍しくなく、注射をしてその場だけ元気にみせていることもあるそうです。

私の上司も、「うちの犬、他の犬に比べてすごく安くしてくれたんだよね・・・きっと、すでに病気だったんだ」と言っていました。確かに、私の別の友達も、「飼ってきた猫が2匹、すぐに死んでしまった。これ3匹目なのよ」と言っていました。

中国では、道で物乞いをされることも多いです。それが、本当にお金に困っているのか、それとも商売としてやっているのか、確かではありませんが・・・それでも、貧富の差を感じ、生きていくのって大変だなあとよく思います。でも、中国では犬も生きていくのが大変ですね。お金のあるおうちに行ければ、病気も治してもらえますが、お金がなければ、どうしようもありませんから。それに、売っているときから病気なのに、薬で一時的に元気にさせられているなんて。

うちの近所では最近まで猫を飼っていました。ところがある日突然いなくなってしまったのです。飼い主によると、おそらく連れ去られたのだろうと。中国では、猫を連れ去り猫肉にして売ってしまうと言うのです。信じられず、友達に猫肉にする話を聞いてみましたが、中国では有名な話だと言われました。

猫肉の話が本当かどうか、確かめる手段はありません。まして、近所の猫が連れ去られたのかもわかりません。でも、近所にいた他の猫の姿も急にみられなくなりました。

ここでは、動物も生きていくのが大変です。

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ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。