中国ってどんな所?
中国在住7年以上のヤンヤンさんが中国について紹介します。

何かを頼んだら、しつこく確認、催促が必須です

2014/08/27

最近、インターネットが急にできなくなりました。それで朝一番に、インターネット会社に電話し修理を頼みました。すると修理をする工員からの電話を待ってくださいとのこと。

待つこと3時間。やっと電話がありました。ところが、地域が違うからもう一度会社に電話するようにとのこと。3時間も待ってたのに・・・しかたなく、もう一度かけなおし、それから待つこと3時間。電話がないのです。

日本なら、忍耐強く、そして必ずかかってくると信じて待っているのですが、中国では、このまま電話が掛かってこないことも多いんです。ですから、仕方なく再度会社へ催促の電話をしました。そしてこのようなやり取りをしているうちに、一日が過ぎてしまいました。結局工員は来ませんでした。

2日目、怒り燃えながら、直接インターネット会社へ文句を言いに行きました。ところが、再度、家で工員の電話を待つようにとのことです。昨日一日待ったのに来なかったから、何時に来れるのか聞いてほしいというと、部門が違うからどうしようもないとの返事。話しても無駄だとわかり、家へ帰って待つことにしました。そしてお昼にやっと工員が来てくれました。

ところが、次なる問題発生です。うちの無線機が壊れているというのです。少し疑問に思いつつ、仕方なく買い替えましたが、案の定つながらず、また工員を呼びました。こういうこともあろうと、工員の携帯電話の番号を聞いておいてよかった・・・中国では、一旦知り合うと、聞けるものなら携帯番号を聞いておくべきです。そして結局うちの無線機のせいではなく、インターネット会社の問題だったとわかりました。この原因を突き止めるまでに2週間かかりました。その間にインターネット会社へ行くこと4回、工員が来ること4回。新しく買った無線機のお金も返してくれませんでした。

今回、工員の態度はかなりよかったので、怒りもほどほどで済みましたが、会社によっては工員の態度はまだまだかなり悪いです。中国では、一度修理の電話をしたからと安心して待っていられません。何度も催促し、こちらの状態をアピールしなければなりません。それでも、この何年かでサービスは驚くほど向上したので、これからに期待したいと思います。

関連記事
ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。