タイ旅行記
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アユタヤに日本人が住んでいた

2014/01/16

タイを旅行中、アユタヤの遺跡を訪ねました。そこでアユタヤには「日本人町」という、かつて日本人が住んでいたエリアがあるという情報を得ました。

「本当にアユタヤに日本人が数多く住んでいたの....!?」こんな場所に日本人が住んでいたとは面白い!と思い、急遽その場所を訪ねることにしました。

アユタヤはバンコクから約100km。そう遠くはありませんが、バンコクの都会の喧騒からは離れ、すっかり別世界です。世界遺産があるから旅行者がここを訪れるだけであって、その他はごく普通の、のんびりとした田舎町です。「本当にこんなところに日本人が住んでいたのだろうか?」もらった情報を疑いながらも地図を頼りに自転車で日本人町に向かいました。

遺跡から日本人町へ、しばらく自転車を走らせました。「日本人町」と呼ばれるくらいなのだから、日本人が今でもたくさんいるんだろう。日本料理のレストランなんかもあるかもしれない...。なんて期待を膨らませていたのですが、現実はだいぶ違いました。

日本人町までの道の途中では、日本人は(それどころかタイ人も)ひとりも見つけられず、しーんと静まりかえっていました。ここにかつて日本人が住んでいたという形跡はまったく感じられませんでした。日本風の建物もあるかもしれないと思っていましたが、特に目立ったものは見つかりませんでした。

そんな中、自転車を走らせていると、いきなり記念公園が現れました。やっと日本人町の記念公園に到着しました。現在このエリアには記念公園が建てられています。ここにあるお庭は日本風で趣のあるものでした。記念公園の周りは殺風景で何もありませんでしたが、ここにぽつんとある記念公園は、しっかりと「日本」を表現していました。

よくよく見ればガイドブックにもちゃんと日本人町が載っていました。日本人町も回るツアーもあるそうです。それを利用すれば自転車より楽ですね。公園内には資料館もありました。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。