タイ旅行記
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タイの道端では国王に会える?

2014/01/10

「タイに着いた!」スワンナプーム国際空港から路線バスで一時間半程度、バンコク市内に到着しました。フライトの疲れは少し感じていましたが、タイに着いた喜びはそれに勝っていました。

バンコク市内に着いて街中をじーっと観察する私の目に最初に入ったのは、なんといっても「宮殿」「寺院」そして...「国王の肖像画」でした。バンコクの雲ひとつない真っ青な空の下、国王の巨大な肖像画は目を引きました。私だけではなく、他の旅行者もその立派な肖像画に釘付けになり、立ち止まって眺めていました。

金色のフレーム部分も含め、肖像画は全体的に派手でした。まさにタイらしいデザイン。ビビットな色遣いですが、それがバンコクの青空に自然にフィットしているのです。街を歩いているとお妃様の肖像画も見つけました。

日本では天皇や皇后のお顔を街中で拝める機会なんて、そうそうありません。こんな国は私にとって初めてでした。タイは正式に言うと「タイ王国」ですが、民主主義の体制をとっています。しかし国王のかげは決して薄くはありません。

「タイって...あ、王国か。」旅行直前まで仕事をしていて、タイについて、ろくに下調べもする時間もないまま飛行機に飛び乗った私は、街中の肖像画を見て衝撃を受けました。タイが王国であることは頭の片隅には記憶してありましたが、これだけ国王が国民に支持されている国だとは知りませんでした。タイ旅行をして、タイの国民がいかに国王を敬愛しているのか感じ取りました。

実際にタイの多くの国民は国王を心から尊敬しているので、国王の支持率は高いようです。タイの国王について下手なことをぽろっと言うと、タイ人の反感を買う可能性もあるようなので、注意したほうが良さそうです。

街中の大きな肖像画には驚きました。まさにカルチャーショックです。タイを旅行中、日本と共通点も多く見つかり、また相違点も多く見つかりました。タイは近くて遠い国だと感じました。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。