一人旅の魅力
自分のペースで旅ができる!一人だから面白い一人旅の魅力を紹介します。

旅を繰り返して「得た」もの

2012/04/25

一人旅をして得たものは限りないです。しかも、自分の人生にも大きく影響を及ぼしています。

まず「経験」です。一人旅は自己責任ですから、得た経験はすべて自分の経験になります。いいことばかりではなく、悪いこともあり、むしろその悪い経験のほうが印象に残り、次の一人旅にまた生かされています。

たとえば、スリに遭遇すると、次はよりいっそう警戒するようになりました。また、飛行機が遅れる・欠航になるなどのトラブルに遭うと、本当に飛行機が飛び立って降りるまで安心せず、早めに空港に移動して確認するように。

この「降りるまで」と言ったのは、一度、ドイツ・フランクフルトからイタリア・ボローニャまで向かう飛行機で、いきなり機材トラブルでフランクフルトに前触れもなく引き返した経験があるからです。もう一度、3時間半後に代替機が飛んでくれてなんとかその日のうちにボローニャに着きましたが、その後の乗り継ぎがもしあったらさらに大変な目に遭っていたところでした。

また、現地でずっと英語でやり取りをしていると、自分の英語力で自信がつきます。日本でたまに受験するTOEICのスコアは残念ながらある程度のレベルからいっこうに上がりませんが、海外でのコミュニケーションで困ることが明らかに減ってきていると「いつの間にか自分、英語できるようになったな」と思うようになりました。日本で机の上でできる英語より、実際に海外に出て1人で、しかも英語で話しているほうが、相手も生身の外国人ですからはるかに自信になります。

あと、現地で感じた空気、そして実際に自分の目で見たものも、すべて実績として残ります。海外で交通機関を利用していると、時刻がほぼ正確な日本がいかにすばらしいかがよくわかります。駅員に特に意味もなく突っかかっている人を見ると「気が小さいなぁ、海外なんてもっと酷いのに」なんて思います。

そう、日本のいいところ、そして悪いところがわかるのも、一人旅だからこそより多く得られるんじゃないかと思うものの1つです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。