一人旅の魅力
自分のペースで旅ができる!一人だから面白い一人旅の魅力を紹介します。

「リスク」があるからこそおもしろい

2012/04/17

旅に出て、誰も危険な目に遭遇したい人はいないはず。もちろん自分もその1人ですが、一人旅は団体旅行よりも「リスク」が伴います。

これまで1人で旅をして、そのリスクをつくづく思い知らされています。たとえば、携帯電話が盗まれたり、航空会社がストをしたり、電車が何時間も来なかったり。ホテルでインターネットがまったくつながらない、道に迷って途方に暮れた、レンタカーが10年運転していないマニュアル車しかなくて事故りそうになった・・・言い出したら本当にキリがありません。どれも日本にいて旅をしてもなかなか経験しないようなトラブルばかりです。

ただ、それでも一人旅をやめずに続けているのは、リスク以上の"魅力"があることにほかなりません。

また、スムーズに行かない旅のほうが、自分の中では強烈な印象としてずっと残っています。そしてそれらは自分の"経験"としてしっかり蓄積されています。スリに遭って警察に行った経験は「これからは身の回りにもっと気をつけよう」とさらにいっそう心がけるようになりましたし、電車が何時間も来ないと日本で数分遅れても「海外よりマシだ、のんびり待てばいい」と思うように。

一方、一人旅だから危険、団体旅行は安全、というわけでは決してありません。特に日本人の団体旅行の場合、旅行会社のバッチをつけて集団でまとまって動いていると「旅慣れてない」と思われ、一人旅で慣れている風な人よりもはるかに狙われやすいです。また、お友だちとのおしゃべりに夢中でついつい油断してスリに遭ったという話も聞きます。

自分の身は自分で守る、これが一人旅の鉄則です。わざわざ危険な目に飛び込んでいく必要はありませんが、海外での一人旅だと、日本よりももっと自分の力が試されます。リスクも自分の経験の糧とする、それぐらいの気合があれば、一人旅を楽しめるのではないかと思っています。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。