一人旅の魅力
自分のペースで旅ができる!一人だから面白い一人旅の魅力を紹介します。

自分としっかり向き合える

2012/04/20

前回、一人旅では「自分の力が試される」と書きました。

一人旅だと、当然のことですが誰もすぐには助けてくれません。すべて自己責任です。自分で決めて、自分で動く。もしトラブルに遭遇したら自分で解決しないといけません。

海外でトラブルに遭遇すると、まず日本語が通じません。これまでさまざまなトラブルに遭ってきましたが、これらをすべて自分で解決してきたのは「英語」もしくは他の現地言語が理解できたからにほかなりません。それほど一人旅に語学は"必須"といえますし、日本語しかできないで一人旅に出るのは、さすがに無謀と言わざるを得ません。

自分も最初の頃は英語ができているつもりでも現地でなかなか通じず、そのたびに「英語の勉強をもっと頑張らなきゃ」と、自分の英語力不足を痛感させられました。

一方、2年前に初めて英国に行った時の話で、旅の途中で急に日本に帰国せずに英国行きを決め、その入国審査を終えてから「あ、通貨をユーロからポンドに替えなきゃ。電源も違うんだった・・・」などと気づくほど、下調べもろくにせず入国。しかし、空港からロンドン市内、そして郊外の街に行く際、それぞれの駅の自動券売機で切符を買い、ホームに立って列車に乗り、ノートラブルで目的地に着きました。

あとから振り返れば、よくぞ初めての国、初めての場所で予備知識もなく切符を買って列車に乗ったものだと思いました。自ら「自分って旅慣れてるな」とふと気づいたのでした。

また、日本で日々忙しい時間を過ごしていると、自分を見つめなおすような時間はなかなかありません。一人旅に出ると、旅の時間は自分の自由に使えますから、忙しく動き回るのも、のんびりするのも自由。自分を今一度、見つめなおして、必要あらばリセットすることもできます。特に海外だと、風景も文化も空気もまったく違いますから、日ごろの生活で気分転換するのには最適といえます。

関連記事
ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。