ドトール仕事体験記
「職場としてのドトール」「ドトールの仕事ってどんなもの?」「ドトール店員がおすすめするドリンク」などドトールでの仕事体験記を紹介します。

スタッフが実感するドトールのこだわり2

2020/10/22

ドトールで働いていて1番こだわりを感じたのが、コーヒー豆もさることながら実はレタスです(笑)。ミラノサンドなどを食べて、ドトールのレタスってやけにシャキッとしているなぁと思った方、いませんか?ドトールでレタスは、モーニングのサンドイッチ、ミラノサンドとレタスドックに使われるのですが、どれもこのシャキシャキとしたフレッシュなレタスが無いと成り立たないものばかりです。実はここにドトールのこだわりが隠れているのです。

ドトールのレタスはいわゆる「丸のまま」納品されます。加工技術や輸送技術が発達した現代、カットされたレタスが納品されてもおかしくないと思いませんか?(笑) コンビニのサラダなどを食べてもわかるように、カットされたものでも十分美味しく食べられるはずですよね。なのにドトールはあえて「丸のまま」店舗に納品し、スタッフの手で決められた大きさに「ちぎられて」いるのです。

皆さんお気づきかもしれませんが、この「ちぎられて」というのもドトールのこだわり。刃物は一切使わず、手でちぎって大きさをそろえているのです。金属である刃物使うと切り口から変色してしまうというのも理由の1つなのではないかと思うのですが、確かに手でちぎっていったほうが形が整えやすい。合理的といえば合理的なのでしょうが、ドトールで働き始めたばかりの頃は「ドトールってこんな所にもこだわっているんだなぁ」と思ったものです。

そしてこのちぎったレタスは、その後もきっちりと管理します。例えば水にさらす時間。これもちゃんと決められています。さらにその後の温度管理と賞味期限管理もこれまたきっちり。これによりあの、お客さんが喜んでくれるシャキシャキのレタスとなるのです。

しかしこのレタスのこだわり、コーヒー豆と違いドトールは大々的に外に発信してはいません。こういう小さなこだわりが実はドトールにはたくさん隠れています。このこだわり(スタッフの苦労?笑)がドトールのあの味のクオリティに繋がっているのです。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。