ドトール仕事体験記
「職場としてのドトール」「ドトールの仕事ってどんなもの?」「ドトール店員がおすすめするドリンク」などドトールでの仕事体験記を紹介します。

初心者に優しい、職場としてのドトール

2020/10/01

誰しも初めての職場は不安でいっぱい。人間関係はうまくいくのか、仕事は覚えられるのか…。もちろん私も同じでした。人間関係はあまり気にしない質なのでそれはいいとして、ドトールで働く初日に私が思ったのは、率直に「無理かも…」ということでした。なぜなら覚えなくてはいけないことが大量にあったから。最初にマニュアル本を渡されたのですが、薄い冊子とはいえそれが3冊。それには山ほどの情報が詰め込まれていたのです。

ドトールで働いた経験談と言っていますが、そのお店によって多少やり方は違うと思います。私が入ったお店は初日は座学でした。渡された冊子を少しずつ見ながらドトールのやり方を説明されます。まずは基本的なキャッシャー業務の流れ。レジの操作の仕方、オーダーを通す時の言い方、お金のやりとりの仕方、ポイントカードの扱い…とても覚えきれない量のマニュアルです。しかもキャッシャー業務の他にドリンクの作り方、フードの作り方もあります。だいぶ頭が固くなっていた私は不安に駆られ、「覚えられないかも…」という気持ちが頭から抜けませんでした。

しかし、もちろん1日で覚える必要はありません。キャッシャー業務の説明がひと通り終わると次はロールプレイ。店長さんがお客さん役、私は店員役として実際の流れを練習します。今でも思うのですが、これはとっても良い経験でした。店長さんは長年ドトールで働くプロなので、色んなお客さんの色んな注文の仕方を再現してくれてとても勉強になったと思います。初日はこれで3時間程度の勤務でした。次はオーダー用語と呼ばれる、オーダーを通す時に使うメニューの言い方(カフェラテはラテと言ってオーダーを通す、みたいなことです)のテストをやるので覚えて来てくださいと言われ、初日は終了です。

このように私が働いたお店では、説明→ロールプレイ→テスト→合格したら実際のお客さんの前の立つというような流れだったので、お客さんの前に立つ時にもそんなに緊張しないで済みました。最初に「無理かも…」と思ったマニュアルも、テストを受けて合格すれば自信に繋がって何となくでもこなすことができました。1つ1つ経験してステップアップできるので、ドトールはとても初心者に優しい職場だと思います。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。